
発売日:2021年9月24日
ジャンル:オルタナティヴ・ロック、スペース・ロック、ポップ・ロック、ニューウェイヴ、ポスト・ハードコア、エモ
概要
Angels & Airwavesの6作目となるスタジオ・アルバム『Lifeforms』は、Tom DeLonge率いるプロジェクトが長い沈黙を経て再び本格的にバンドとして動き出したことを示す作品である。Angels & Airwavesは、blink-182のギタリスト/ヴォーカリストとして知られたTom DeLongeが、ポップ・パンクの枠を超えて、より壮大で映画的なロックを追求するために始めたバンドだった。2006年のデビュー作『We Don’t Need to Whisper』では、U2的な空間処理、ポスト・ロック的な広がり、エモの感情表現、SF的な世界観を組み合わせ、ポップ・パンクとは異なるスケールの大きな音楽を提示した。
その後のAngels & Airwavesは、『I-Empire』『Love』『Love: Part Two』『The Dream Walker』を通じて、宇宙、意識、愛、人間存在、テクノロジー、超越といったテーマを扱い続けた。初期作品は長いイントロやディレイの効いたギター、シンセサイザー、ドラムの大きな反響音を多用し、スタジアム・ロックとポスト・ロックの間にあるような壮大なサウンドを特徴としていた。一方で、『The Dream Walker』ではややコンパクトでエレクトロニックな方向へ進み、バンドの音像はより現代的に変化していた。
『Lifeforms』は、その流れを受け継ぎながら、過去のAngels & Airwavesの大きなスケール感と、より短くキャッチーなロック・ソングとしての機能性を結びつけたアルバムである。ここでは、初期のように一曲ごとが長大な宇宙的旅として展開するというより、ニューウェイヴ、ポスト・パンク、ポップ・ロック、オルタナティヴ・ロックの要素を取り入れた、比較的引き締まった楽曲が並ぶ。アルバム全体はコンパクトで、シングルとしての即効性も高い。
タイトルの『Lifeforms』は、「生命体」を意味する。Angels & Airwavesが長く扱ってきた宇宙的・科学的なイメージを引き継ぎつつ、本作ではそれがより人間的な感情と結びついている。ここでの生命体とは、地球外生命やSF的な存在だけではなく、愛し、傷つき、迷い、社会の中で孤独を抱えながら生きる人間そのものでもある。Tom DeLongeの音楽には常に、宇宙的なスケールと非常に個人的な感情が同時に存在するが、『Lifeforms』ではそのバランスがよりポップに整理されている。
音楽的には、本作には1980年代ニューウェイヴやポスト・パンクの影響が目立つ。「Euphoria」では鋭いギターと緊張感のあるリズムが前面に出ており、「Losing My Mind」ではシンセとダンス的なビートが強く、「Timebomb」では緊迫したロック・アンセムとしての構成が際立つ。一方で、「A Fire in a Nameless Town」や「Restless Souls」には、Angels & Airwavesらしい広がりのあるメロディと救済感がある。
Tom DeLongeのヴォーカルは、技術的に完璧なタイプではないが、非常に強い個性を持つ。伸びやかで鼻にかかった声、言葉を大きく開いて歌う発音、切迫した感情の出し方は、blink-182時代から一貫して彼の個性である。Angels & Airwavesでは、その声が少年性や焦燥だけでなく、宇宙的な希望や大人の孤独を担う。本作でも、彼の声はバンドの世界観の中心にある。
歌詞面では、愛、喪失、不安、社会の混乱、精神的な逃避、自己破壊、救済、時間、関係の終わりが扱われる。Angels & Airwavesの作品にしばしば見られる「人間は壊れやすいが、それでも光を求める」というテーマは本作にも強く存在する。「Timebomb」では破裂寸前の不安が、「Euphoria」では危険な快楽と混乱が、「Losing My Mind」では現実感の喪失が、「Restless Souls」では休まらない魂たちへの共感が描かれる。
『Lifeforms』は、Angels & Airwavesの過去作の中でも特に聴きやすい作品である。初期の大作主義やコンセプトの重さが苦手なリスナーにも届きやすく、blink-182経由でTom DeLongeに親しんだリスナーにも、オルタナティヴ・ロック/ニューウェイヴ的なサウンドを好むリスナーにも入りやすい。一方で、Angels & Airwaves特有の大きな空、宇宙、希望、孤独のイメージは失われていない。壮大さをコンパクトなロック・ソングへ圧縮した作品といえる。
全曲レビュー
1. Timebomb
オープニング曲「Timebomb」は、アルバムの幕開けにふさわしい緊張感を持つ楽曲である。タイトルは「時限爆弾」を意味し、今にも爆発しそうな不安、抑え込まれた感情、社会や個人の中にある危機を象徴している。Angels & Airwavesの音楽において、時間はしばしば大きなテーマとして扱われるが、この曲では時間は救済ではなく、爆発へ向かうカウントダウンとして機能している。
サウンドは、鋭いギターとシンセ、力強いドラムが組み合わさったオルタナティヴ・ロックである。初期Angels & Airwavesのように長いイントロでゆっくり宇宙へ飛び立つのではなく、曲は比較的早く核心へ入る。これにより、『Lifeforms』がよりコンパクトで即効性のあるアルバムであることが最初から示される。
歌詞では、内側に溜まった感情や危機がいつ破裂してもおかしくない状態が描かれる。個人の精神状態としても読めるし、現代社会全体の不安としても読める。Tom DeLongeはこの曲で、壮大な希望を歌う前に、まず現実の緊張と破裂寸前の感覚を提示する。オープニングとして非常に効果的である。
2. Euphoria
「Euphoria」は、本作の代表曲の一つであり、Angels & Airwavesの新しい攻撃性を示す楽曲である。タイトルは「陶酔」「多幸感」を意味するが、曲のサウンドには単純な幸福感ではなく、危険で不安定な快楽がある。多幸感は救いであると同時に、現実感を奪う危険な状態でもある。
サウンドは、鋭いギター・リフ、硬いリズム、ニューウェイヴ/ポスト・パンク的な緊張感を持つ。Angels & Airwavesにしてはかなりエッジの強いロック曲であり、初期作品の浮遊感よりも、身体的な圧力が前面に出ている。ギターの質感には、80年代的な冷たさと現代ロックの厚みが同時にある。
歌詞では、快楽、混乱、危険な関係、精神的な不安定さが描かれる。陶酔は、人生の問題を一瞬忘れさせるが、そこに長く留まることはできない。「Euphoria」は、Angels & Airwavesの希望に満ちたイメージとは異なる、より暗く攻撃的な側面を強く示している。
3. Spellbound
「Spellbound」は、タイトル通り、魔法にかけられたような状態、何かに取りつかれる感覚をテーマにした楽曲である。恋愛、記憶、幻想、あるいは過去の自分に囚われる感覚が中心にある。Angels & Airwavesらしいロマンティックな浮遊感と、80年代ポップ的なメロディが結びついた曲である。
サウンドは、シンセのきらめきとギターの広がりが心地よく、アルバムの中でも比較的メロディアスで聴きやすい。過度に重くならず、軽やかさを持っているが、歌詞には相手や感情に縛られる不安もある。Tom DeLongeの声は、ここでは少し甘く、夢の中を漂うように響く。
歌詞では、相手の存在や思い出に心を奪われ、自分の意志だけでは抜け出せない状態が描かれる。Angels & Airwavesの音楽では、愛はしばしば救いであると同時に、強い引力を持つ力として描かれる。「Spellbound」は、その引力をポップに表現した楽曲である。
4. No More Guns
「No More Guns」は、本作の中でも特に直接的な社会的メッセージを持つ楽曲である。タイトルは「もう銃はいらない」という意味で、アメリカ社会における銃暴力や暴力文化への拒否を示している。Angels & Airwavesは大きな理想や人間性を歌うバンドだが、この曲ではその理想がかなり具体的な社会問題へ向けられている。
サウンドは、短く、勢いのあるロック曲で、ややパンク的な即効性もある。曲の長さもコンパクトで、メッセージを一気に伝える作りになっている。初期Angels & Airwavesの壮大な展開とは異なり、ここではシンプルなロック・ソングとしての鋭さが重視されている。
歌詞では、暴力の連鎖や銃への依存に対する拒絶が描かれる。Tom DeLongeはここで、抽象的な平和ではなく、具体的に「銃はもういらない」と歌う。その直接性は、バンドのディスコグラフィの中でも印象的である。「No More Guns」は、『Lifeforms』が個人的な感情だけでなく、社会的な不安にも目を向けていることを示す曲である。
5. Losing My Mind
「Losing My Mind」は、本作の中でも特にダンサブルで、シンセ・ポップ/ニューウェイヴ色の強い楽曲である。タイトルは「正気を失っている」という意味で、現実感の喪失、情報過多、精神的な混乱をテーマにしている。Tom DeLongeらしい不安とユーモアが混ざった曲である。
サウンドは、シンセのリフと跳ねるリズムが特徴で、アルバムの中でも特に軽快である。しかし、その軽快さは陽気なものではなく、少し狂騒的である。心が壊れかけている状況を、踊れる音に変えるところに、この曲の面白さがある。
歌詞では、自分の正気が揺らいでいく感覚が描かれる。現代社会の情報、陰謀論的な混乱、自己認識の崩れ、周囲とのズレが重なり、語り手は自分がどこにいるのか分からなくなる。Angels & Airwavesはこの曲で、不安を重く沈ませるのではなく、皮肉を含んだポップ・ソングとして提示している。
6. Automatic
「Automatic」は、自動的に動いてしまうこと、感情や行動が制御を離れて反応してしまうことをテーマにした楽曲である。タイトルは機械的な響きを持つが、歌詞の中心には人間関係や感情の反射がある。Angels & Airwavesが得意とする、テクノロジー的な言葉と人間的な感情の結びつきが表れている。
サウンドは、ポップ・ロックとして非常に整っており、ギターとシンセのバランスがよい。曲は大きく広がりすぎず、メロディを中心にコンパクトにまとまっている。『Lifeforms』の特徴である、壮大さを短い曲の中へ圧縮する方法がよく出ている。
歌詞では、相手への反応や感情の動きが自動的に起こってしまう感覚が描かれる。愛や執着は、理性で完全に制御できるものではない。人間は自由に選んでいるようで、実際には過去の記憶や身体の反応に動かされている。「Automatic」は、その人間の機械的な側面をポップに表現した曲である。
7. Restless Souls
「Restless Souls」は、『Lifeforms』の中でも特にAngels & Airwavesらしい大きなメッセージ性を持つ楽曲である。タイトルは「休まらない魂たち」という意味で、不安を抱え、行き場を失い、それでも何かを求め続ける人々への共感が込められている。
サウンドは、広がりのあるギターと大きなメロディを持つロック・アンセムである。初期Angels & Airwavesの宇宙的なスケールを思わせながらも、曲の構成は比較的コンパクトで聴きやすい。Tom DeLongeの声は、ここでは人々を励ますように響く。
歌詞では、落ち着くことのできない魂、傷つきながらも進もうとする人々が描かれる。これはAngels & Airwavesのリスナー像とも重なる。孤独で、不安で、世界に違和感を抱える者たちに対して、バンドは単純な答えではなく、共に進む感覚を与える。「Restless Souls」は、本作の精神的な中心曲の一つである。
8. Rebel Girl
「Rebel Girl」は、本作の中でも特に明るく、ポップな楽曲である。タイトルは「反逆の少女」を意味し、自由で、型にはまらず、相手を変えてしまうような女性像が描かれる。Angels & Airwavesのロマンティックな側面が非常に分かりやすく出た曲である。
サウンドは、80年代ポップ・ロック/ニューウェイヴの影響が強く、シンセの明るい音色と跳ねるビートが印象的である。初期の壮大なスペース・ロックとは異なり、ここでは非常に親しみやすいポップ・ソングとして機能している。メロディもキャッチーで、アルバムの中で重要な軽さを担う。
歌詞では、反抗的で魅力的な女性への憧れが描かれる。彼女は単なる恋愛対象ではなく、語り手の世界を変える存在である。Tom DeLongeの歌詞にはしばしば、相手の存在によって現実が別の色に変わる感覚があるが、この曲ではそれが明るく表現されている。「Rebel Girl」は、『Lifeforms』の中でも最もポップな入口となる楽曲である。
9. A Fire in a Nameless Town
「A Fire in a Nameless Town」は、本作の中でも特に叙情的で、アルバム終盤の感情的な深みを担う楽曲である。タイトルは「名前のない町の火」を意味し、具体的な場所ではなく、どこにでもある喪失や希望の火を象徴している。Angels & Airwavesらしい映画的なタイトルである。
サウンドは、ミッドテンポのロック・バラードで、ギターとシンセが広がりを作る。曲は派手に爆発するというより、じわじわと感情を高めていく。Tom DeLongeの声には、過去を見つめるような哀愁がある。
歌詞では、名もない場所で燃える火が、記憶、喪失、愛、変化の象徴として描かれる。名前のない町というイメージは、誰の人生にもある小さな場所、忘れられた過去、個人的な痛みを示しているように聞こえる。火は破壊であると同時に、光でもある。この曲は、Angels & Airwavesのロマンティックで映像的な美学をよく示している。
10. Kiss & Tell
ラスト曲「Kiss & Tell」は、本作を締めくくるにふさわしい、エネルギーと切なさを併せ持つ楽曲である。タイトルの“kiss and tell”は、恋愛や親密な関係を後から暴露することを意味する表現であり、愛、秘密、裏切り、過去の関係がテーマとして浮かび上がる。
サウンドは、ギターの推進力とシンセの明るさを持ち、アルバムの終盤を力強く締める。曲にはポップ・パンク出身のTom DeLongeらしい疾走感もあり、Angels & Airwavesの壮大な音像と、blink-182的な若々しい衝動がうまく結びついている。
歌詞では、関係の中にある秘密や、言葉にされることで壊れてしまう親密さが描かれる。愛は美しいだけでなく、噂や記憶、語られることによって形を変える。ラスト曲として聴くと、この曲は『Lifeforms』全体にあった愛、不安、混乱、衝動を一つのポップ・ロック・ソングへまとめているように感じられる。
「Kiss & Tell」は、アルバムを重く終わらせるのではなく、疾走感と余韻を残して閉じる。『Lifeforms』が壮大でありながらコンパクトな作品であることを、最後にもう一度示す曲である。
総評
『Lifeforms』は、Angels & Airwavesのキャリアにおいて、非常にバランスの取れた復帰作である。初期のような長大な宇宙的ロックではなく、より短く、キャッチーで、ニューウェイヴやポップ・ロックの影響を取り入れた作品になっている。しかし、Angels & Airwavesらしい大きな空、希望、孤独、SF的な感覚は失われていない。むしろ、それらを現代的なロック・ソングの形へ再構成したアルバムである。
本作の最大の魅力は、壮大さとコンパクトさの両立にある。「Timebomb」「Euphoria」「Restless Souls」「A Fire in a Nameless Town」には、従来のAngels & Airwavesに通じるスケール感がある。一方で、「Losing My Mind」「Rebel Girl」「Kiss & Tell」は、より即効性のあるポップ・ロックとして機能する。アルバム全体は10曲でまとまっており、過去作に比べて聴き通しやすい。
音楽的には、1980年代ニューウェイヴやポスト・パンクの影響が重要である。シンセの使い方、鋭いギター、硬いビート、ダンサブルな要素は、The Cure、U2、Depeche Mode、New Order以後のロック/ポップの系譜を思わせる。Tom DeLongeはこれらをそのまま再現するのではなく、自身のエモ/ポップ・パンク的なメロディ感覚と結びつけている。その結果、『Lifeforms』はレトロでありながら、Angels & Airwavesらしい現代的な質感を持つ。
歌詞面では、生命体というタイトルにふさわしく、人間が不安定で壊れやすい存在として描かれる。時限爆弾のように爆発しそうな感情、陶酔の危険、正気を失う感覚、自動的に反応する心、休まらない魂、名前のない町の火。これらはすべて、人間が理性的で安定した存在ではなく、常に変化し、揺れ、傷つきながら生きる生命体であることを示している。
Tom DeLongeのヴォーカルは、本作でも強い個性を持つ。彼の声は、滑らかな技巧よりも、感情の輪郭を大きく描く力に優れている。時に少年のようで、時に説教師のようで、時にSF映画の主人公のように響く。その独特の声があるからこそ、Angels & Airwavesの壮大なテーマは抽象的になりすぎず、個人的な感情として聴こえる。
一方で、本作は初期Angels & Airwavesの長大で没入的な世界観を好むリスナーには、やや軽く感じられる可能性もある。『We Don’t Need to Whisper』や『I-Empire』にあった、曲ごとに空へ上昇していくようなスケールは抑えられている。しかし、それは後退ではなく、方向性の変化である。『Lifeforms』は、宇宙的なロックをより地上のバンド・サウンドへ戻し、短い曲の中に凝縮する作品である。
本作は、Angels & Airwavesが単なるTom DeLongeのサイド・プロジェクトではなく、独自の音楽世界を持つバンドであることを改めて示した。blink-182の文脈だけで聴くと、ここにあるニューウェイヴ、スペース・ロック、エモ、ポスト・パンク的な要素の混合はかなり独自である。Tom DeLongeが長年追求してきた「大きな物語を持つロック」を、2020年代に向けて再構築した作品といえる。
日本のリスナーにとって『Lifeforms』は、Angels & Airwavesの入口としても比較的適している。初期作ほどコンセプトが重すぎず、曲ごとのフックが明確で、アルバム全体も聴きやすい。「Euphoria」「Restless Souls」「Rebel Girl」「Kiss & Tell」などは、バンドの多面的な魅力を知るうえで分かりやすい楽曲である。
『Lifeforms』は、宇宙的な夢と地上の不安を同時に抱えたアルバムである。人間は生命体であり、壊れやすく、混乱し、愛し、時に正気を失い、それでも光を求める。Angels & Airwavesはこの作品で、その不安定な生命の感覚を、ニューウェイヴ的なロックと大きなメロディで描いている。過去の壮大さを保ちながら、よりコンパクトで現代的な形へ進化した、後期Angels & Airwavesの重要作である。
おすすめアルバム
1. Angels & Airwaves – We Don’t Need to Whisper(2006)
Angels & Airwavesのデビュー作であり、バンドの宇宙的なスケールとポスト・ロック的な広がりを最も分かりやすく示した作品。長いイントロ、ディレイの効いたギター、壮大なメロディが特徴で、『Lifeforms』の原点を理解するために重要である。
2. Angels & Airwaves – I-Empire(2007)
デビュー作の路線をさらにポップで高揚感のある方向へ発展させた作品。「Everything’s Magic」などを収録し、Angels & Airwavesの希望に満ちたロック・アンセム性が強く表れている。『Lifeforms』のメロディアスな側面と比較しやすい。
3. Angels & Airwaves – The Dream Walker(2014)
『Lifeforms』へつながる重要作。従来のスペース・ロック的な大作主義から、よりコンパクトでエレクトロニックな音像へ変化している。『Lifeforms』のニューウェイヴ的なサウンドや曲構成の前段階として聴ける。
4. blink-182 – blink-182(2003)
Tom DeLongeの作家性がポップ・パンクを超えて広がり始めた重要作。エモ、ポスト・ハードコア、ニューウェイヴ的な暗さが入り、Angels & Airwavesへつながる要素が多く含まれている。Tomの音楽的変化を理解するうえで欠かせない。
5. U2 – The Unforgettable Fire(1984)
Angels & Airwavesの空間的なギター・サウンドや壮大なロック表現の背景を理解するうえで重要な作品。Brian EnoとDaniel Lanoisのプロデュースによる広がりのある音響、精神的なスケール感は、Tom DeLongeのロック観にも通じる。

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