Happy Unhappy by The Beths(2018)楽曲解説

※本記事は生成AIを活用して作成されています。

1. 歌詞の概要

The Bethsの「Happy Unhappy」は、恋をする前の自分と、恋をしてしまった後の自分を比べながら、どうにも戻れない心の状態を歌った曲である。

タイトルの「Happy Unhappy」は、直訳すれば「幸せな不幸せ」あるいは「不幸せだけど幸せ」という、矛盾した言葉だ。

この矛盾が、曲全体の中心にある。

主人公は、誰かが自分の人生に入ってくる前、たしかに孤独だったのかもしれない。

退屈だったのかもしれない。

完璧に満たされていたわけではなかったのかもしれない。

けれど、その状態には安定があった。

ひとりでいることの寂しさはある。

でも、誰かに心を乱されることはない。

返信を待つ必要もない。

相手の気持ちを深読みする必要もない。

失う怖さもない。

つまり、主人公は「不幸せではあったけれど、それなりに幸せだった」のだ。

そこへ誰かが現れる。

心が動く。

生活の中に色が入る。

気持ちが明るくなる。

同時に、不安も入ってくる。

好きになることは、幸福を増やす。

でも、傷つく可能性も増やす。

「Happy Unhappy」は、そのややこしさを、The Bethsらしい高速で明るいギター・ポップに乗せている。

サウンドはきらきらしている。

ギターは軽快に走り、ドラムは前のめりで、コーラスは甘酸っぱく広がる。

曲だけを聴けば、夏の道を自転車で下っていくような爽快感がある。

しかし、歌詞はかなり苦い。

恋によって自分の平穏が壊されたこと。

それでも、その人がいなかった頃に戻りたいとは単純に言えないこと。

前より苦しいのに、前より生きている感じもしてしまうこと。

その感情のねじれを、The Bethsはとても自然に歌っている。

この曲は、失恋の歌であり、片思いの歌であり、恋愛によって感情のシステムがめちゃくちゃになる歌でもある。

でも、決して重苦しくはない。

むしろ、明るすぎるくらい明るい。

そこがThe Bethsの魅力である。

不安を鳴らしているのに、音は弾む。

自己嫌悪を歌っているのに、メロディはキャッチー。

つらいのに、思わず口ずさみたくなる。

「Happy Unhappy」は、恋をすることで不幸になったのに、恋をする前の自分にも戻れない人のためのパワー・ポップである。

2. 歌詞のバックグラウンド

「Happy Unhappy」は、ニュージーランド・オークランド出身のインディー・ロック・バンドThe Bethsのデビュー・アルバム『Future Me Hates Me』に収録された楽曲である。

『Future Me Hates Me』は2018年8月10日にCarpark Recordsからリリースされたアルバムで、The Bethsの公式Bandcampページでも同日リリースの作品として掲載されている。アルバムには「Great No One」「Future Me Hates Me」「Uptown Girl」「Happy Unhappy」など全10曲が収録されている。The Beths公式Bandcamp『Future Me Hates Me』

「Happy Unhappy」はアルバムの7曲目に置かれている。Dorkのトラック情報では、「Happy Unhappy」は『Future Me Hates Me』収録曲で、2018年8月9日リリース、演奏時間3分29秒の楽曲として紹介されている。Dork「Happy Unhappy」トラック情報

The Bethsは、Elizabeth Stokes、Jonathan Pearce、Benjamin Sinclair、Tristan Deckによるバンドである。

彼らの音楽は、パワー・ポップ、インディー・ロック、ギター・ポップの文脈で語られることが多い。

明るいギター、細やかなコーラス、速いテンポ、覚えやすいメロディ。

その一方で、歌詞は不安、自己嫌悪、恋愛の過剰な思考、傷つくことへの恐れをかなり率直に扱う。

The Bethsの面白さは、このギャップにある。

音だけなら、晴れた日のポップ・ソングのように聞こえる。

しかし歌詞を追うと、心の中ではかなり深刻な嵐が起きている。

Pitchforkは『Future Me Hates Me』のレビューで、このアルバムを2018年の印象的なインディー・ロック・デビュー作のひとつとして評価し、エネルギーとフックに満ちたソングライティングと、切実な歌詞の組み合わせを指摘している。Pitchfork『Future Me Hates Me』レビュー

「Happy Unhappy」は、その特徴を非常によく示す曲である。

Substream Magazineはこの曲について、誰かが自分の生活に入り込み孤独を乱すこと、そして関係が終わったあとに以前の自分へ戻りたいと思う矛盾した感情を描いていると紹介している。Substream Magazine「The Beths release new single Happy Unhappy」

Viceも、「Happy Unhappy」が恋をすることの疲労感や、相手からの返信を待ちながら考えすぎてしまう苛立ちを捉えている曲として紹介している。Vice「The Beths’ Happy Unhappy」

この2つの説明を重ねると、この曲の輪郭が見えてくる。

「Happy Unhappy」は、恋に落ちた瞬間のただ明るい高揚を歌っているわけではない。

むしろ、恋によって自分の内側に不安の回路ができてしまったことを歌っている。

誰かを好きになる前は、たしかに寂しかった。

でも、その寂しさには慣れていた。

好きになった後は、幸福もある。

でも、同時に自分では制御できない不安も生まれる。

この曲のタイトルは、その状態を一言で表している。

幸せだった不幸せ。

不幸せになった幸せ。

どちらとも言い切れない感情。

The Bethsは、その曖昧な心の状態を、明るく、速く、痛快なギター・ポップに変えている。

3. 歌詞の抜粋と和訳

歌詞の全文は、正規の音楽配信サービスや歌詞掲載サービスで確認できる。

ここでは著作権に配慮し、ごく短い一節のみを引用する。

引用元:Dork「The Beths – Happy Unhappy Lyrics」

I was happy unhappy

和訳:

私は幸せな不幸せだった

この一節は、曲の核心そのものである。

普通なら、幸せと不幸せは反対の言葉だ。

どちらか一方を選ぶものだと思ってしまう。

けれど実際の感情は、そんなにきれいに分かれない。

ひとりでいる寂しさはあった。

でも、平穏でもあった。

誰かを好きになって幸せになった。

でも、同時に不安にもなった。

この矛盾を、Elizabeth Stokesはそのまま言葉にしている。

「happy unhappy」という表現には、恋愛における後戻りできなさがある。

一度誰かが心に入ってくると、その人がいなかった頃の自分には戻れない。

たとえ関係がうまくいかなくても、その人を知らなかった頃の無傷な状態には戻れない。

だから、主人公は過去の孤独を少し懐かしむ。

あの頃は不幸せだった。

でも、今ほど苦しくはなかった。

そう考えてしまう。

この短いフレーズには、恋愛の厄介さがきれいに詰まっている。

4. 歌詞の考察

「Happy Unhappy」は、恋愛によって自分の感情の基準が変わってしまう曲である。

人は、誰かを好きになる前にも孤独を感じる。

退屈もする。

自分の生活に物足りなさを感じることもある。

でも、その状態に慣れているうちは、そこにある種の安定がある。

寂しいけれど、予測できる。

退屈だけれど、傷つかない。

不幸せだけれど、平穏でもある。

そこへ恋が入ってくる。

すると、世界の明るさが変わる。

道を歩くときの気分が変わる。

スマートフォンを見る回数が増える。

相手のちょっとした言葉に一日が左右される。

自分が自分でなくなるような感覚が生まれる。

恋は幸福を増やす。

同時に、依存の入口も開く。

「Happy Unhappy」の主人公は、その変化に戸惑っている。

この曲では、恋が単純に美しいものとして描かれない。

むしろ、誰かを好きになることは、心の中に新しい弱点を作ることとして描かれている。

相手がいることで、幸せになる。

でも、相手がいることで、苦しくもなる。

この二重性が、The Bethsの歌詞の持ち味である。

彼らの曲では、恋愛はしばしば自分を救うものではなく、自分の不安を拡大するものとして現れる。

「Future Me Hates Me」でも、恋に落ちることへの恐れや、未来の自分が今の自分を責めるような感覚が歌われている。

「Little Death」でも、親密さと不安が非常に近い場所に置かれている。

「Happy Unhappy」は、その中でも特にタイトルの鋭さが光る。

この曲の主人公は、かつての自分を美化しているわけではない。

恋をする前の自分が完全に幸せだったとは言っていない。

むしろ、「happy unhappy」だったと言う。

ここが重要である。

過去は幸せだった。

でも不幸せでもあった。

現在は不幸せだ。

でも幸せでもある。

どちらも正しい。

どちらも間違っていない。

人間の感情は、そのくらいねじれている。

The Bethsは、このねじれを重く沈ませず、疾走するギター・ポップとして鳴らす。

サウンドを聴くと、曲は実に軽快だ。

ギターは明るく、リズムは弾み、コーラスは色鮮やかに広がる。

まるで悩みなんて吹き飛ばしてしまいそうな勢いがある。

しかし歌詞は、吹き飛ばせない悩みを歌っている。

この対比が素晴らしい。

明るい曲調だからこそ、歌詞の不安が生々しくなる。

もしこの歌詞が暗いバラードに乗っていたら、感情はもっとわかりやすく重く響いただろう。

しかしThe Bethsは、あえて明るく鳴らす。

その結果、実際の恋愛の感覚に近くなる。

恋をしているとき、人はずっと泣いているわけではない。

むしろ、表面上は普通に生活している。

友達と笑う。

仕事や学校へ行く。

音楽を聴く。

街を歩く。

でも、その下でずっと考えている。

相手はどう思っているのか。

なぜ返事が来ないのか。

自分は変なことを言ったのか。

もうどうでもいいと思いたいのに、全然どうでもよくない。

「Happy Unhappy」の明るいサウンドは、その「表面上の普通さ」に近い。

一方で、歌詞は頭の中の騒がしさを見せる。

The Bethsのポップさは、感情を軽くするためのものではない。

むしろ、感情の複雑さを聴きやすい形で伝えるためのものだ。

この曲では、恋の前と後の比較が非常に重要である。

主人公は、おそらく以前の自分を取り戻したいと思っている。

でも、それはもう不可能だとどこかでわかっている。

なぜなら、相手を知ってしまったからだ。

誰かを好きになるということは、その人がいない世界を失うことでもある。

これは少し怖い。

恋がうまくいけば、世界は広がる。

でも、うまくいかなければ、世界はその人の不在によって変形する。

前と同じ部屋にいても、もう前と同じ部屋ではない。

同じ道を歩いても、相手の記憶が重なる。

同じ音楽を聴いても、別の意味がつく。

「Happy Unhappy」は、その変化に対する戸惑いを歌っている。

恋をする前の自分は、退屈だったかもしれない。

でも、相手を知らなかった。

だから、失うものもなかった。

今は相手を知っている。

だから、幸福も知っている。

同時に、その幸福がなくなる怖さも知っている。

ここで主人公は、単純に「出会わなければよかった」とは言えない。

なぜなら、出会ったことには確かに意味があったからだ。

楽しい瞬間もあった。

胸が高鳴る瞬間もあった。

自分の生活に光が入ったこともあった。

でも、その光が入ったせいで、前の薄暗さには戻れない。

ここに「Happy Unhappy」の悲しさがある。

失恋や片思いのつらさは、相手を失うことだけではない。

相手を知る前の自分を失うことでもある。

The Bethsは、その感覚をとてもポップに、しかし正確に描いている。

また、この曲には自己認識の鋭さもある。

主人公は、自分が不合理なことを感じているとわかっている。

以前の自分に戻りたいと思うことの矛盾もわかっている。

でも、わかっていても感情は止まらない。

The Bethsの歌詞には、この「わかっているのに止められない」感じがよく出てくる。

恋愛に限らず、不安とはそういうものだ。

考えすぎだとわかっている。

気にしすぎだとわかっている。

でも、考えてしまう。

気にしてしまう。

Elizabeth Stokesの歌詞は、その無限ループをとても上手く言葉にする。

そして、そのループをギター・ポップのスピードで走らせることで、曲は停滞しない。

悩んでいるのに、前へ進む。

苦しいのに、跳ねる。

自分が嫌になるのに、コーラスは美しい。

この矛盾こそがThe Bethsの音楽である。

引用した歌詞の著作権は各権利者に帰属する。歌詞の確認はDork「The Beths – Happy Unhappy Lyrics」などの正規サービスを参照。

5. この曲が好きな人におすすめの曲 5曲

  • Future Me Hates Me by The Beths

同じアルバムの表題曲であり、The Bethsの魅力を知るうえで欠かせない一曲である。恋に落ちることへの恐れ、未来の自分への先回りした自己嫌悪、でも止められない感情が、疾走するギター・ポップとして鳴らされる。「Happy Unhappy」の恋愛による自己崩壊感が好きなら、この曲の不安とキャッチーさのバランスにも強く惹かれるはずだ。

  • Little Death by The Beths

親密さと不安が同時に押し寄せる、The Bethsらしい楽曲である。タイトルの通り、恋愛や身体的な感情が、喜びと恐れの境目で揺れている。「Happy Unhappy」が恋によって平穏を失う曲だとすれば、「Little Death」は親密な瞬間の中にある切迫感をより直接的に描いている。メロディの甘さと歌詞の生々しさが見事に共存している。

  • Expert In A Dying Field by The Beths

後年のThe Bethsを代表する名曲であり、関係が終わったあとに残る知識や記憶を歌っている。「Happy Unhappy」が恋のせいで前の自分に戻れなくなる曲だとすれば、この曲は終わった関係の専門家になってしまった人の歌である。明るいギターと深い喪失感の組み合わせは、The Bethsの進化を感じさせる。

  • Archie, Marry Me by Alvvays

The Bethsと同じく、きらめくギター・ポップの中に少しひねくれた恋愛感情を置くバンドとしておすすめしたい。Alvvaysのこの曲には、ロマンティックでありながら現実的で、甘いのに少し距離のある感覚がある。「Happy Unhappy」の明るいサウンドと不安な歌詞の組み合わせが好きな人には自然に響くだろう。

  • Pristine by Snail Mail

若い恋愛の痛みと執着を、ギター・ロックの瑞々しさで鳴らした曲である。「Happy Unhappy」よりも感情はむき出しで、声もより切迫しているが、好きになることで自分の生活が変わってしまう感覚は近い。恋が幸福であると同時に、心を不安定にするものでもあることを、強いメロディで聴かせる名曲である。

6. 幸せだった不幸せを失うということ

「Happy Unhappy」は、The Bethsが得意とする感情の矛盾を、非常にわかりやすいタイトルに閉じ込めた曲である。

幸せ。

不幸せ。

普通なら、この2つは同時には成立しないように思える。

でも、人間の心はそんなに整っていない。

ひとりでいるとき、寂しい。

けれど、誰にも振り回されない自由がある。

誰かを好きになると、幸せだ。

けれど、その人の存在によって心が不安定になる。

この曲は、その両方を認める。

恋をする前の自分は、たしかに不幸せだった。

でも、今から見れば、それは幸せでもあった。

恋をした後の自分は、たしかに幸せを知った。

でも、そのせいで不幸せにもなった。

この入れ替わりが、非常にリアルである。

恋愛を扱うポップソングは、しばしば「出会えてよかった」か「出会わなければよかった」のどちらかへ向かう。

しかし実際には、その中間にいることが多い。

出会えてよかった。

でも、こんなに苦しいなら出会わなかったほうが楽だったかもしれない。

でも、出会わなかった自分に戻りたいわけでもない。

この矛盾は、言葉にすると面倒くさい。

けれどThe Bethsは、それを「Happy Unhappy」という二語で言い切る。

そこにソングライティングの強さがある。

The Bethsの音楽は、ただメロディが良いだけではない。

感情のタイトル付けがうまい。

「Future Me Hates Me」もそうだ。

「Expert In A Dying Field」もそうだ。

彼らの曲名には、心の中でぼんやりしていた感情を一気に形にする力がある。

「Happy Unhappy」もその代表例である。

この曲を聴くと、自分の過去にも同じような状態があったことを思い出す人は多いだろう。

ひとりの生活に慣れていた頃。

それなりに寂しかったけれど、それなりに平気だった頃。

そこへ誰かが入ってきて、生活の温度が変わった。

最初は楽しい。

全部が新鮮で、少し浮かれている。

でも、そのうち相手の言葉が気になり始める。

会えない時間が長く感じる。

返事が来ないだけで、自分の価値まで揺らいでしまう。

そうして気づく。

前はもっと平気だった。

前はこんなことで心が壊れそうにならなかった。

でも、前に戻りたいのかと言われると、それも違う。

この「戻れなさ」が、この曲の一番切ないところである。

恋愛は、人を前へ進ませる。

同時に、前の自分を奪う。

The Bethsは、その喪失を軽快なサウンドで鳴らす。

だから曲は、ただ悲しくならない。

むしろ聴いていると、少し笑えてくる。

だって、あまりにも自分のことのようだからだ。

恋に振り回される自分。

考えすぎる自分。

もうどうでもいいと思いたいのに、全然どうでもよくない自分。

それをThe Bethsは、恥ずかしいものとして隠さない。

むしろ、みんなで歌えるコーラスにしてしまう。

ここに、このバンドの優しさがある。

The Bethsは、弱さをかっこよく飾りすぎない。

かといって、惨めに沈めもしない。

不安も、自己嫌悪も、恋の失敗も、全部ギター・ポップの推進力に変える。

その結果、聴き手は自分の弱さを少しだけ笑えるようになる。

「Happy Unhappy」は、まさにそういう曲だ。

苦しい。

でも、曲は楽しい。

不安。

でも、メロディは弾む。

恋は最悪。

でも、やっぱり最高だったかもしれない。

このどうしようもない矛盾を、The Bethsは肯定も否定もしない。

ただ、そのまま鳴らす。

それがとてもいい。

人生において、完全に幸せな時間はそう多くない。

完全に不幸せな時間も、実はそう単純ではない。

たいていの時間は、どちらも少しずつ混ざっている。

寂しいけれど自由。

楽しいけれど不安。

愛されたいけれど怖い。

戻りたいけれど戻れない。

「Happy Unhappy」は、その混ざった感情に名前を与える曲である。

そして、その名前は一度聞くと忘れられない。

幸せな不幸せ。

不幸せな幸せ。

その言葉の中で、恋の始まりと終わり、孤独と安心、自由と不安が、全部くるくる回っている。

The Bethsは、その回転を止めない。

むしろ、ギターで加速させる。

だからこの曲は、失恋の歌なのに走っている。

自己嫌悪の歌なのに光っている。

不安の歌なのに、聴き終えると少しだけ元気になる。

「Happy Unhappy」は、恋によって乱された心の歌である。

けれど、それは同時に、乱されるほど何かを感じられた人の歌でもある。

何も感じなければ、傷つかない。

でも、何も感じなければ、こんな曲も生まれない。

The Bethsは、その危うい場所で鳴っている。

そこでは、幸福と不幸がきれいに分かれない。

むしろ、同じメロディの中で手をつないでいる。

その矛盾を、明るく、速く、少し苦く歌い切る。

だから「Happy Unhappy」は、The Bethsの初期を代表する名曲のひとつであり、恋愛という厄介な感情に振り回されたことのある人に、妙に優しく刺さる曲なのである。

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