
1. 歌詞の概要
Shakermakerは、Oasisが1994年に発表した楽曲で、デビュー・アルバムDefinitely Maybeに収録されている。シングルとしてはSupersonicに続く2枚目で、Creation Recordsからリリースされた。Official Chartsでは、1994年7月2日付でUKシングルチャート最高11位を記録したことが確認できる。オフィシャルチャート
Oasisの初期シングルの中では、Live ForeverやSupersonicほど直線的なアンセムではない。
Shakermakerは、もっとゆるく、もっと奇妙で、煙草の煙が部屋の中でくるくる回っているような曲である。
歌詞は、はっきりした物語を語らない。
主人公は、別の誰かになりたいと言い、プラスチック粘土で家を建てたいと言う。そこへMister Soft、Mister Clean、Mister Bennといった名前が現れ、最後にはマンチェスターのレコード店Sifter’sを思わせる人物まで出てくる。
つまりこの曲は、人生の大きな真理を真正面から歌うというより、Noel Gallagherの頭の中にあった断片を、Liam Gallagherの声でざらっと鳴らした曲なのだ。
それでも、ただの言葉遊びでは終わらない。
Shakermakerには、初期Oasis特有の現実逃避がある。
退屈な日常から抜け出したい。
誰か別の人間になりたい。
自分だけの小さな世界を作りたい。
くだらないものも、テレビの記憶も、広告も、レコード屋の景色も、全部まとめてロックンロールにしてしまいたい。
そういう衝動がある。
サウンドは、重たいテンポでずるずる進んでいく。
ギターは鋭く切り込むというより、分厚く濁った雲のように広がる。ドラムは荒く、ベースは地面を這う。Liamの声はまだ若く、ふてぶてしく、少し眠たそうで、それが曲のサイケデリックな空気によく合っている。
Shakermakerは、Oasisが最初から完成された国民的バンドだったわけではないことを思い出させる曲である。
彼らはまず、部屋の中の退屈や、テレビCMや、近所のレコード屋や、どうしようもない日常を拾い集めていた。
そのガラクタの山から、こんなに大きなロックンロールを鳴らしたのだ。
2. 歌詞のバックグラウンド
Shakermakerは、Oasisのデビュー期を語るうえで重要な曲である。
1994年のOasisは、まだ巨大なスタジアム・バンドではなかった。
だが、すでに何かが起きる空気はあった。
同年4月にSupersonicでデビューし、8月にはDefinitely Maybeをリリースする。Shakermakerはそのあいだに登場した2枚目のシングルであり、バンドが単なる一発屋ではなく、独自の世界を持っていることを示す役割を担っていた。
Official Chartsのアルバム情報では、Definitely Maybeの2曲目にShakermakerが収録されていることが確認できる。1曲目のRock ‘n’ Roll Starが、いきなり俺はロックスターだと宣言する曲だとすれば、Shakermakerはそのあとに続く、少し酩酊した日常のスケッチである。オフィシャルチャート
この配置はとても面白い。
Rock ‘n’ Roll Starは、現実を蹴飛ばす曲だ。
Shakermakerは、その現実がどんなものでできているかを見せる曲である。
テレビのキャラクター、広告の記憶、子どもの頃の玩具、地元のレコード屋。そうしたものが、ごちゃごちゃと歌詞の中へ流れ込む。
Noel Gallagherは、Shakermakerの歌詞について、身の回りにある世界から取ったものだという趣旨の発言をしている。Shaker Makerは1970年代に人気のあった玩具であり、Mister SoftはTrebor Soft MintsのCMキャラクター、Mister CleanはThe Jamの曲名、Mister Bennは英国の子ども向けアニメのキャラクターとして知られている。ウィキペディア
この雑多さこそ、Shakermakerの魅力である。
Oasisの歌詞というと、Live ForeverやDon’t Look Back in Angerのような大きな言葉を思い浮かべる人も多い。
だが、初期Oasisにはもっとローカルで、もっと生活に近い言葉もある。
マンチェスターの部屋。
テレビから流れるCM。
子どもの頃に見た番組。
中古レコードを探す店。
友人と車に乗る時間。
Shakermakerは、そういう断片でできている。
そして、この曲を語るうえで避けられないのが、メロディの類似をめぐる問題である。Shakermakerのヴァース部分は、Coca-ColaのCM曲として有名なI’d Like to Teach the World to Singとの類似が指摘され、Oasis側が訴えられたことでも知られている。ウィキペディア
この話は、Oasisというバンドの本質にも関わっている。
彼らは過去の音楽や大衆文化を、かなり大胆に自分たちの曲へ取り込んだ。
The Beatles、T. Rex、Sex Pistols、The Jam、The Stone Roses。そうした影響が隠されることなく鳴っている。
Shakermakerも、その延長線上にある。
ただし、これは単なる引用や模倣の話だけではない。
Oasisは、既存の文化の断片を使って、自分たちの生活感覚を鳴らした。
有名なCMのメロディに似ている。
テレビのキャラクターが出てくる。
地元のレコード屋が出てくる。
それらは本来、バラバラのものだ。
だが、Oasisの手にかかると、全部がひとつのだらしないロックンロールの風景になる。
Shakermakerは、1994年の若いOasisが持っていた雑食性をよく示している。
きれいに整理された芸術ではない。
部屋に散らかったレコード、吸い殻、玩具、テレビの音、安い酒、眠気。
そういうものが、ギターの歪みと一緒に鳴っている。
3. 歌詞の抜粋と和訳
歌詞全文は権利保護のため掲載しない。ここでは、楽曲の主題を示す短い部分のみ引用する。歌詞はOasis公式サイトのShakermakerページで確認できる。Oasis
I’d like to be somebody else
和訳:
僕は別の誰かになりたい
この一節は、Shakermakerの中心にある気分をよく表している。
別の誰かになりたい。
それは、深刻な絶望というより、若者特有のぼんやりした逃避願望に近い。
今いる場所が退屈だ。
自分の人生がまだ形になっていない。
何者かになりたいけれど、それが何なのかは分からない。
その曖昧さが、この曲にはある。
Oasisの初期楽曲には、自分を作り変えたいという欲望が何度も出てくる。
Rock ‘n’ Roll Starでは、ロックスターになることで退屈な日常を超えようとする。
Live Foreverでは、死や無力感を超えるように歌う。
そしてShakermakerでは、もっとぼんやりと、別の誰かになりたいとつぶやく。
このぼんやりした感じがいい。
強い決意表明ではない。
人生を変える計画でもない。
ただ、なんとなくここではない場所へ行きたい。
なんとなく今の自分ではないものになりたい。
その軽さの中に、若さのリアルがある。
引用部分の著作権は作詞・作曲者および権利者に帰属する。ここでの引用は批評・解説を目的とした最小限の使用である。
4. 歌詞の考察
Shakermakerの歌詞は、一見するとかなりナンセンスである。
プラスチック粘土の家。
Mister Soft。
Mister Clean。
Mister Benn。
屋根裏に住む謎の人物たち。
意味をひとつにまとめようとすると、すぐに手からこぼれる。
だが、この曲はそれでいい。
Shakermakerは、意味を整理する曲ではなく、記憶の断片が揺れる曲である。
子どもの頃に見たテレビ。
耳に残ったCMソング。
昔遊んだ玩具。
近所の店。
友人と車で走った道。
そうしたものは、人生の中で大きな事件ではない。
けれど、ふとした瞬間に頭の中で鳴り出す。
Shakermakerは、その鳴り方に近い。
歌詞の中の固有名詞は、聴き手によっては意味が分からないかもしれない。特に英国のテレビや広告文化を知らなければ、Mister SoftやMister Bennの響きはただの奇妙な名前に聞こえる。
しかし、それでも曲は伝わる。
なぜなら、この曲が描いているのは、具体的なキャラクターの説明ではなく、記憶のごちゃまぜ感だからだ。
誰にでも、そういう記憶はある。
子どもの頃に見たCM。
意味もなく覚えている店の名前。
なぜか忘れられない看板。
昔の玩具の匂い。
友だちと乗った車の中の空気。
それらは、きれいな思い出とは限らない。
むしろ、くだらなくて、意味がなくて、説明しにくい。
だが、そういうものこそ、人の内側に残る。
Noel Gallagherの歌詞は、しばしば大きな哲学よりも、こうした生活の残りかすを拾う。
そして、それをLiam Gallagherの声が歌うことで、妙に堂々としたロックンロールになる。
ここがOasisの面白さである。
普通ならくだらない言葉でも、Liamが歌うと態度になる。
適当に並んだようなフレーズでも、バンドが大きく鳴らすと風景になる。
Shakermakerの主人公は、世界を変えようとはしていない。
ただ、今の自分から少しずれたいだけだ。
別の誰かになりたい。
行った場所を知らずにいたい。
プラスチック粘土で家を作りたい。
この願望は、子どもっぽい。
だが、子どもっぽいからこそ切実でもある。
大人になると、人は自分がどこから来たのか、何をしてきたのか、何者なのかを説明しなければならなくなる。
履歴書があり、仕事があり、家族があり、過去がある。
しかしShakermakerの冒頭には、それらを一度忘れたいという感覚がある。
自分の来歴を知らず、別の人間として、粘土で作った家に住む。
それは現実逃避だ。
でも、ロックンロールとはそもそも、現実から少し外れるための音楽でもある。
サウンドも、この歌詞の感覚をよく支えている。
テンポはゆったりしている。
Supersonicのような鋭いスピード感ではなく、もっと重く、だらっとしている。
だが、そのだらっとした感じが曲のムードに合っている。
ギターは厚く歪み、コードは大きく鳴る。
しかし、突進するというより、地面から煙が上がってくるような重さがある。
Liamのボーカルも重要である。
この時期のLiamの声には、若さと眠たさが同居している。
高らかに歌い上げるというより、口をあまり開けずに、言葉を投げるように歌う。そこに独特のふてぶてしさがある。
Shakermakerのようなナンセンスに近い歌詞は、あまり感情を込めすぎると野暮になる。
Liamはそのバランスを本能的につかんでいる。
深刻にしすぎない。
でも、軽くもしない。
ただ、そこにある言葉を堂々と歌う。
その結果、奇妙な言葉たちが、まるで当然のようにロック・ソングの中で鳴る。
この曲のもうひとつの魅力は、初期Oasisのサイケデリック感である。
Oasisはしばしば直球のロック・バンドとして語られるが、デビュー期にはかなり酩酊した質感もあった。
ColumbiaやBring It On Down、Supersonicの反復感にもそれはある。
Shakermakerは、その中でも特にゆらゆらした曲だ。
同じフレーズが繰り返され、ギターの音が厚く広がり、歌詞のイメージは少しずつ現実から離れていく。
まるで退屈な午後に、テレビをつけっぱなしにしたままソファでうとうとしているような感覚である。
CMの音、アニメのキャラクター、外を走る車の音、頭の中の妄想。
それらが混ざって、ひとつの夢になる。
Shakermakerは、その夢の曲なのだ。
ただし、この曲には初期Oasisらしい強さもある。
ナンセンスで、ゆるくて、煙っている。
それでも、メロディはしっかり残る。
サビの揺れ方も耳に残る。
曲全体には、俺たちはこれでいく、という不思議な自信がある。
この自信こそ、1994年のOasisの最大の武器だった。
まだすべてを手に入れていない。
まだ世界を制覇していない。
でも、もう自分たちが特別だと信じきっている。
Shakermakerには、その信じきっている感じがある。
歌詞がどれだけ変でも、曲の態度はまったく揺らがない。
そこがかっこいい。
5. この曲が好きな人におすすめの曲 5曲
- Supersonic by Oasis
Oasisのデビュー・シングルであり、Shakermakerと同じくDefinitely Maybe初期の空気を強く持った曲である。歌詞にはナンセンスな固有名詞や断片的なイメージが並び、意味よりも態度で押し切る魅力がある。Shakermakerのゆるい酩酊感を、もう少し鋭く、夜の街へ向けて放ったような一曲だ。
- Columbia by Oasis
反復するグルーヴと厚いギターの壁が印象的な曲で、初期Oasisのサイケデリックな側面を味わうなら外せない。Shakermakerのずるずるした浮遊感が好きなら、Columbiaの長く続く陶酔にも自然に入っていける。歌詞よりも音の波に身体を預けるタイプの曲である。
- Bring It On Down by Oasis
Definitely Maybe収録曲の中でも、より荒々しく攻撃的な一曲である。Shakermakerのようなゆるさは少ないが、初期Oasisのガレージ感、汚れたギター、若いバンドの勢いを感じられる。Oasisが美しいメロディだけのバンドではなく、かなり荒いロック・バンドだったことを思い出させてくれる。
- I Am the Walrus by The Beatles
ナンセンスな歌詞とサイケデリックな音像という意味で、Shakermakerの遠い親戚のような曲である。言葉は明快な物語を拒み、音は現実から少しずつ離れていく。Oasisはライブでこの曲をカバーしたことでも知られており、彼らのサイケデリック志向をたどるうえでも重要な一曲だ。
- Mr. Soft by Steve Harley & Cockney Rebel
Shakermakerの歌詞に出てくるMister Softの背景をたどるなら、この曲も面白い。Trebor Soft Mintsの広告との関係も含め、英国のポップ・カルチャーがOasisの歌詞にどう入り込んでいたかを感じられる。Shakermakerの奇妙な固有名詞の裏側にある、英国的な記憶の層が見えてくる。
6. ガラクタの記憶をロックンロールに変えた初期Oasisの魔法
Shakermakerは、Oasisの代表曲の中では少し変わった位置にある。
Live Foreverのようにまっすぐ泣ける曲ではない。
Wonderwallのように誰もが知る大合唱曲でもない。
Don’t Look Back in Angerのような国民的アンセムでもない。
しかし、Oasisというバンドを深く知るうえで、Shakermakerはとても重要である。
なぜなら、この曲には彼らの初期衝動の別の顔がはっきり出ているからだ。
Oasisは、ただ大きな夢を歌うバンドではなかった。
彼らは、日常のくだらなさをそのまま音楽へ変えるバンドでもあった。
Shakermakerの歌詞には、ロックスター的な壮大さはあまりない。
あるのは、玩具、CM、テレビ、レコード屋、車、友人、屋根裏。
どれも手を伸ばせば届くようなものばかりだ。
だが、それらがギターの爆音に乗ると、妙に大きく聞こえる。
この変換こそ、Oasisの魔法である。
彼らは高尚な題材を必要としなかった。
近所の景色だけでよかった。
部屋の中にあるものだけでよかった。
頭の中にこびりついた広告のメロディだけでよかった。
そこから、世界へ届くロックンロールを作った。
Shakermakerは、その意味で非常にOasisらしい。
曲はだらしない。
歌詞は変だ。
メロディには既視感がある。
サウンドは煙っている。
でも、なぜか忘れられない。
このなぜかが大事なのだ。
音楽の魅力は、いつも整合性だけで決まるわけではない。
むしろ、少し変で、少し雑で、少し説明しにくいものほど、深く残ることがある。
Shakermakerは、そういう曲である。
初めて聴いたときに、すぐ名曲だと分かるタイプではないかもしれない。
しかし、何度か聴いているうちに、あの重いテンポと、ゆるいサビと、Liamの声の投げやりな感じが、だんだん身体に入ってくる。
そして気づくと、曲の中にある変な世界が居心地よくなっている。
プラスチック粘土の家。
屋根裏のMister Benn。
車の中のMister Soft。
信号の近くのレコード屋。
全部がバカバカしい。
でも、そのバカバカしさが妙に愛おしい。
Oasisの初期楽曲には、若者の退屈がよく鳴っている。
何かが起きてほしい。
でも、まだ起きていない。
自分は特別なはずだ。
でも、今はまだ普通の場所にいる。
この宙ぶらりんな感覚が、Shakermakerにはある。
Rock ‘n’ Roll Starのように、いきなり大きな宣言をすることもできる。
だが、現実には人はそんなに簡単に変わらない。
だから、別の誰かになりたいと歌う。
粘土で家を作るように、自分を作り直したいと夢見る。
この夢は、幼い。
けれど、ロックンロールの夢は少しくらい幼いほうがいい。
大人びた諦めからは、Oasisのような音は出ない。
自分は何者にでもなれるかもしれないという、根拠のない思い込み。
その思い込みが、あの時代の彼らを動かしていた。
Shakermakerは、その根拠のなさを隠さない。
むしろ、堂々と鳴らしている。
音楽的には、曲ののろりとした重さが印象的である。
疾走しない。
叫びすぎない。
ギターの壁の中で、ゆっくり身体を揺らす。
タイトルのShakermakerという響きにも、それがある。
何かを振る。
揺らす。
作る。
中に入った色や粉や記憶が、混ざり合って別の形になる。
この曲自体が、まさにシェイカーのようだ。
テレビの記憶を入れる。
CMソングを入れる。
レコード屋を入れる。
子どもの玩具を入れる。
マンチェスターの退屈を入れる。
Liamの声を入れる。
Noelのメロディを入れる。
そして振る。
すると、Shakermakerになる。
完璧な芸術品ではない。
だが、強い匂いがある。
人が住んでいた部屋の匂いがある。
これが、初期Oasisの大きな魅力だった。
彼らの音楽には、生活から切り離された綺麗さではなく、生活の中から無理やり立ち上がる美しさがある。
汚れていて、雑で、少し厚かましい。
でも、その厚かましさが眩しい。
Shakermakerは、Oasisがまだ世界的な神話になる前の、かなり生々しい一曲である。
だからこそ、今聴くと新鮮に響く。
後のOasisは、もっと大きく、もっと洗練され、もっと多くの人に届くアンセムを作っていく。
しかしShakermakerには、まだバンドが近くにいる感じがある。
スタジアムの遠いステージではない。
近所のリハーサル・ルーム。
安いスタジオ。
機材の匂い。
壁に貼られたポスター。
吸い殻の入った灰皿。
その距離感がある。
そして、その距離感のまま、曲は不思議な夢を見る。
別の誰かになりたい。
どこにいたかなんて知らずにいたい。
自分の家を作りたい。
身の回りのガラクタを全部鳴らしたい。
それは、Oasisというバンドが生まれた場所そのものかもしれない。
Shakermakerは、大きな答えをくれる曲ではない。
ただ、退屈な日常の中に眠っている奇妙な輝きを見せてくれる。
くだらないものも、忘れられないものになる。
雑な記憶も、ギターで鳴らせば歌になる。
自分が何者か分からなくても、とりあえず揺れていればいい。
そんなふうに聞こえる。
Oasis初期のロックンロールは、きれいに整った希望ではない。
もっと乱暴で、もっとだらしなく、もっと生活臭い。
Shakermakerは、その生活臭い希望を、ゆっくりとしたグルーヴの中に閉じ込めた曲である。
だからこの曲は、派手な代表曲の陰に隠れながらも、ずっと味わい深い。
Oasisが何を見て、何を吸い込み、何を音に変えたのか。
その原材料が、ここには詰まっている。
Shakermakerは、ガラクタの記憶をロックンロールに変えた曲である。
そして、そのガラクタこそが、OasisをOasisにしていたのだ。

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