
発売日:1975年7月
ジャンル:ハードロック、ブルース・ロック、ヘヴィ・ロック、ブリティッシュ・ロック、プロト・メタル
概要
UFOの『Force It』は、1975年に発表された4作目のスタジオ・アルバムであり、バンドが初期のスペース・ロック的な作風から脱し、Michael Schenkerを中心とするメロディアスで鋭いハードロック・バンドとして確立されていく過程を示す重要作である。前作『Phenomenon』でドイツ出身の若きギタリストMichael Schenkerを迎えたUFOは、「Doctor Doctor」「Rock Bottom」といった代表曲を生み出し、単なる英国ブルース・ロック・バンドではない独自の方向性を見つけ始めていた。『Force It』は、その流れをさらに推し進め、バンドの攻撃性、叙情性、演奏力がより明確に結びついた作品である。
UFOの初期作品は、サイケデリック・ロックやスペース・ロックの影響が濃く、後年のハードロック・バンドとしてのイメージとはかなり異なっていた。しかし、Michael Schenkerの加入によって、バンドの音楽性は大きく変化した。Schenkerのギターは、ブルースを基盤にしながらも、単なる泥臭いフレーズに留まらず、欧州的な哀愁、クラシカルな旋律感、鋭いトーンを備えていた。彼の演奏は、UFOの楽曲にドラマと緊張感をもたらし、後のハードロック/ヘヴィメタル・ギターに大きな影響を与えることになる。
『Force It』は、UFOがこのSchenkerの才能をバンド全体のサウンドの中に本格的に組み込んだアルバムである。Phil Moggのヴォーカルは、派手な高音シャウトで押すタイプではなく、少し渋く、ストリート感のある歌唱で楽曲を引っ張る。Pete Wayのベースは荒々しく、ロックンロール的な身体性を強く持つ。Andy Parkerのドラムは堅実でありながら推進力があり、バンド全体をタイトにまとめる。そこにSchenkerのギターが加わることで、UFOの音はブルース・ロックとヨーロッパ的な叙情を併せ持つハードロックへ進化した。
本作のプロデュースにはTen Years Afterで知られるLeo Lyonsが関わっており、サウンドは前作よりも明確にロック・アルバムとして引き締められている。曲ごとの輪郭がはっきりし、リフ、メロディ、ソロの配置も効果的である。さらに、Chick Churchillによるキーボードの参加もあり、一部の楽曲ではハードロックの骨格に色彩や奥行きが加えられている。このキーボードの使い方は、UFOの音を単純なギター・ロックに留めず、よりドラマティックなものにしている。
アルバムには、「Let It Roll」「Shoot Shoot」のようなストレートなロック・ナンバー、「High Flyer」のような叙情的なバラード、「Out in the Street」のような都市的な孤独を感じさせる曲、「Mother Mary」「This Kid’s」などの骨太なハードロックが並ぶ。全体として、UFOが後に『No Heavy Petting』『Lights Out』『Obsession』で完成させるメロディアス・ハードロックの原型が、すでに力強く表れている。
『Force It』というタイトルも、アルバムの内容をよく表している。「無理に押し通す」「力で進める」といったニュアンスを持つこの言葉は、当時のUFOが次の段階へ進むために、自分たちの音を強く押し出そうとしていた姿勢と重なる。ここには、まだ完成形には至っていない荒さがある。しかし、その荒さは弱点ではなく、むしろアルバムの熱量を生んでいる。バンドが自分たちの武器を見つけ、それを力強く前に出している瞬間の記録である。
音楽史的に見れば、『Force It』は1970年代半ばの英国ハードロックが、ブルース・ロックからよりメロディアスでヘヴィな方向へ変化していく過程を示す作品である。Led Zeppelin、Deep Purple、Free、Humble Pie、Wishbone Ash、Thin Lizzyといった先行世代の要素を受け継ぎながら、UFOはそこにSchenkerのギターによる独自の叙情性を加えた。その結果、本作は後のNWOBHMやメロディック・メタルにもつながる重要な橋渡しとなっている。
全曲レビュー
1. Let It Roll
オープニング曲「Let It Roll」は、『Force It』の幕開けにふさわしい、力強くストレートなハードロック・ナンバーである。タイトルは「転がしていけ」「流れに乗せろ」といった意味を持ち、ロックンロールの推進力そのものを表す言葉である。アルバム冒頭から、UFOが前作以上に攻撃的でタイトな方向へ進んだことが明確に示される。
サウンドはギター・リフを中心に構成されており、Michael Schenkerの鋭いトーンがいきなり耳を引く。彼のギターは単に重いだけではなく、フレーズに明確な旋律があり、リフの中にも歌心がある。Phil Moggのヴォーカルは力みすぎず、少し乾いた声で曲を前へ運ぶ。Pete WayとAndy Parkerのリズム隊も堅実で、バンド全体が一つの塊として進む。
歌詞は、細かな物語よりもロックンロール的な勢いと態度を重視している。前に進むこと、動き続けること、ためらわずに転がっていくことがテーマである。「Let It Roll」は、UFOがブルース・ロックの延長から、より明快なハードロックの領域へ踏み込んだことを示すオープニングであり、アルバム全体のエネルギーを決定づける楽曲である。
2. Shoot Shoot
「Shoot Shoot」は、本作の中でも特にキャッチーでライヴ向きの楽曲であり、UFOの代表的なロックンロール・ナンバーのひとつである。タイトルの反復が持つ即効性、歯切れのよいリズム、印象的なギター・ワークによって、曲は非常に分かりやすい高揚感を生む。
サウンドはコンパクトで、リフとコーラスの強さが前面に出ている。Schenkerのギターはここでも鋭く、短いフレーズの中に強い個性を刻み込む。Phil Moggの歌唱は、過剰に叫ばず、どこか不良っぽい軽さを持つ。UFOの魅力は、ヘヴィでありながら、完全に大仰になりすぎないところにある。この曲はそのバランスが非常によく出ている。
歌詞では、危険、欲望、スピード、衝動といったロックンロール的なイメージが並ぶ。深い内省よりも、瞬間的な興奮を重視した曲である。しかし、演奏のまとまりが強いため、単なる軽い曲にはならない。「Shoot Shoot」は、UFOが持つライヴ・バンドとしての魅力を凝縮した楽曲であり、『Force It』の即効性を象徴している。
3. High Flyer
「High Flyer」は、アルバムの中でも特に叙情的な楽曲であり、UFOのメロディアスな側面を代表する名曲である。タイトルは「高く飛ぶ者」を意味し、成功、自由、孤独、あるいは現実から離れようとする人物像を連想させる。UFOのハードロックは、単に重く攻撃的なだけでなく、こうした哀愁ある曲で大きな魅力を発揮する。
サウンドは穏やかに始まり、アコースティックな温度とエレクトリック・ギターの叙情性が美しく混ざる。Schenkerのギターはここで非常に歌うように響き、彼の最大の強みであるメロディックなソロが堪能できる。Phil Moggのヴォーカルも、派手な感情表現ではなく、静かな寂しさをにじませる。
歌詞では、高く飛ぶ人物の姿が描かれる。高く飛ぶことは自由であり、憧れでもあるが、同時に地上から離れる孤独でもある。成功や夢を追うことの裏側に、距離や喪失がある。「High Flyer」は、UFOが後に得意とする哀愁あるハードロック・バラードの原型であり、本作の感情的な中心のひとつである。
4. Love Lost Love
「Love Lost Love」は、タイトルからも分かるように、失われた愛をテーマにした楽曲である。UFOの歌詞は、神話的な大作志向よりも、街角の恋愛、欲望、失敗、孤独を描くことが多い。この曲も、恋愛の痛みをハードロックの枠組みの中で表現している。
サウンドはミドル・テンポで、リフの力強さとメロディの哀愁が共存している。Schenkerのギターは、曲の感情を補うようにフレーズを差し込み、単なる伴奏に留まらない存在感を示す。Phil Moggの歌唱には、恋愛の失敗を大げさに嘆くというより、少し距離を置いて受け止めるような渋さがある。
歌詞では、愛が失われていく過程や、過去の関係への苦い回想が描かれる。タイトルに「Love」が二度繰り返されることで、愛そのものと失われた愛の間にある反復的な痛みが強調される。「Love Lost Love」は、ハードロックの力強さの中に、UFOらしいロマンティックな苦みを込めた楽曲である。
5. Out in the Street
「Out in the Street」は、都市的な孤独と外へ放り出された感覚を持つ楽曲である。タイトルは「通りに出て」「街の中で」という意味を持ち、ロックンロールにおけるストリートのイメージと深く結びついている。UFOの音楽には、宇宙的な初期イメージよりも、むしろ夜の街、バー、道路、孤独な人物のイメージが似合う。この曲はその方向性をよく示している。
サウンドはややドラマティックで、キーボードの色彩も加わり、単純なリフ・ロックとは異なる広がりを持つ。ギターは鋭くもメロディアスで、リズム隊は曲の暗いムードを支える。Moggのヴォーカルは、街をさまよう人物の視線を自然に伝える。
歌詞では、街の中で居場所を探す人物の姿が浮かぶ。通りは自由の場所であると同時に、孤独がむき出しになる場所でもある。人々は行き交うが、本当に誰かとつながっているわけではない。「Out in the Street」は、UFOのハードロックに都市的な哀愁を加える楽曲であり、アルバムの中でも深い余韻を持つ。
6. Mother Mary
「Mother Mary」は、アルバム後半の始まりを力強く告げるハードロック・ナンバーである。タイトルは宗教的な響きを持ち、聖母マリアを連想させるが、曲全体のトーンは厳粛な祈りというより、ロックンロール的な緊張感に満ちている。聖なるイメージと世俗的な欲望や苦悩が重なる点に、UFOらしい荒さとドラマがある。
サウンドは重く、リフの存在感が強い。Schenkerのギターは鋭く、曲に緊迫したエネルギーを与える。リズム隊もタイトで、アルバム前半の流れを受けて、さらにハードな側面を押し出している。Phil Moggの歌唱は、祈るというより訴えるように響き、曲に人間的な切実さを加えている。
歌詞では、救いを求める感覚、罪や迷い、女性的な象徴への呼びかけが含まれているように響く。宗教的な言葉を使いながらも、そこにあるのはきれいな信仰ではなく、混乱した人間の声である。「Mother Mary」は、UFOのハードロックとしての力強さと、どこか不穏な精神性が交わる楽曲である。
7. Too Much of Nothing
「Too Much of Nothing」は、タイトルからして強い虚無感を含む楽曲である。「何もないことが多すぎる」という逆説的な言葉は、過剰な空虚、満たされなさ、退屈、人生の停滞を示している。ハードロックの中でこうした虚無感を扱う点に、UFOの単なるパーティー・バンドではない側面が表れている。
サウンドはミドル・テンポで、重さと倦怠感が共存している。ギターは鋭くも、曲全体には少し沈んだ雰囲気がある。Schenkerの演奏は、派手なソロだけでなく、曲のムードを作るリフやフレーズにも優れていることが分かる。Moggの声は、虚無を大げさに嘆くのではなく、どこか投げやりに歌う。
歌詞では、何も起こらないこと、満たされないこと、空虚が積み重なっていく感覚が描かれる。タイトルの言葉は、1970年代ロックにおける退廃的な気分ともつながる。「Too Much of Nothing」は、アルバムに陰影を与える楽曲であり、UFOの暗いブルース感覚を示している。
8. Dance Your Life Away
「Dance Your Life Away」は、タイトル通り、人生を踊り明かす、あるいは踊りながら浪費するという感覚を持つ楽曲である。ダンスは解放の象徴であると同時に、現実から目をそらす行為にもなり得る。UFOの曲において、このタイトルは享楽と空虚の両方を含んでいる。
サウンドは比較的軽快で、リズムには身体的なノリがある。ただし、ディスコ的な意味でのダンスではなく、ロックンロールの中にある踊れる感覚である。ギターは曲に勢いを与え、リズム隊はしっかりとしたグルーヴを作る。アルバム後半において、やや明るい動きをもたらす曲である。
歌詞では、人生を踊って過ごすような人物像が描かれる。そこには自由な楽しさもあるが、同時に人生を消費してしまう危うさもある。楽しむことと逃げることは、時に非常に近い。「Dance Your Life Away」は、UFOのロックンロール的な軽さと、1970年代的な退廃感が交差する楽曲である。
9. This Kid’s
「This Kid’s」は、アルバムを締めくくるにふさわしい、力強くドラマティックな楽曲である。タイトルは「この若者は」という意味を持ち、若い人物の衝動、危うさ、成長、孤独を連想させる。UFOの歌詞世界には、街に生きる若者、荒れた関係、社会の中で自分の場所を探す人物がよく登場する。この曲もその系譜にある。
サウンドはヘヴィで、バンド全体の緊張感が強い。Schenkerのギターはここでもアルバムの最後を飾るにふさわしく、鋭さとメロディを兼ね備えている。曲は単純なロックンロールではなく、展開の中にドラマがある。Phil Moggのヴォーカルも、若者の危うい姿を語るように響く。
歌詞では、若い人物の運命や態度が描かれる。彼は社会にうまくなじむ人物ではなく、どこか反抗的で、傷つきやすく、危険を抱えている。UFOはその人物を英雄化しすぎず、しかし冷たく突き放すこともない。「This Kid’s」は、『Force It』の最後に、バンドのハードロックとしての力と物語性をまとめる楽曲である。
総評
『Force It』は、UFOがMichael Schenker加入後の新しいサウンドを本格的に確立したアルバムであり、バンドが後に到達する黄金期への重要な橋渡しとなる作品である。前作『Phenomenon』で提示された可能性は、本作でより明確な形を取り始めている。リフは強くなり、演奏はタイトになり、楽曲の構成も引き締まり、Schenkerのギターはバンドの中心的な個性として輝きを増している。
本作の最大の魅力は、ハードロックの力強さとメロディアスな叙情性のバランスである。「Let It Roll」「Shoot Shoot」「Mother Mary」のようなストレートな曲では、UFOのロックンロール・バンドとしての推進力が明確に示される。一方で、「High Flyer」「Out in the Street」「Love Lost Love」では、哀愁あるメロディと都市的な孤独が前面に出る。この両面があるからこそ、UFOは単なるヘヴィなバンドではなく、深い余韻を持つハードロック・バンドとして評価される。
Michael Schenkerの存在は、本作において決定的である。彼のギターは、1970年代ハードロックの中でも非常に独特な位置にある。ブルース由来の熱さを持ちながら、フレーズには欧州的な哀愁があり、ソロは速さよりも旋律の美しさを重視する。後のメタル・ギタリストたちに大きな影響を与えたのは、この「歌うようなギター」の感覚である。『Force It』では、その資質が楽曲の中で自然に機能している。
Phil Moggのヴォーカルも、UFOの魅力を支える重要な要素である。彼はRobert PlantやIan Gillanのような派手な高音シンガーではない。しかし、そのややざらついた声、抑えた表現、ストリート感のある歌唱が、UFOの楽曲に現実的な温度を与えている。Schenkerのギターが叙情と高揚を担当するなら、Moggの声は地上の物語を担っている。この対比が、UFOの音楽に独特の奥行きを与えている。
Pete WayのベースとAndy Parkerのドラムも、本作のハードロックとしての強度を作っている。Pete Wayのベースは、単なる低音の支えではなく、バンドの不良性や身体的なノリを象徴している。Andy Parkerのドラムは派手さよりも安定感があり、Schenkerのギターが自由に動くための土台を作る。UFOの黄金期の魅力は、個々の技術だけでなく、この4人の役割の明確さにある。
アルバム全体として見ると、『Force It』はまだ完全に洗練された名盤というより、発展途上の力が強く出た作品である。後の『Lights Out』や『Obsession』に比べると、音作りや楽曲の統一感には荒さもある。しかし、その荒さこそが本作の魅力である。バンドが自分たちの方向性を掴み、その勢いのまま押し切っている。その生々しさが、タイトル『Force It』にふさわしい。
音楽史的には、本作は1970年代半ばのハードロックが、よりメロディアスでヘヴィな方向へ進むうえで重要な作品である。UFOはDeep PurpleやLed Zeppelinほど巨大な存在ではなかったが、後のNWOBHMやメロディック・メタルに与えた影響は非常に大きい。Iron Maiden、Def Leppard、Metallicaのメンバーを含む多くのミュージシャンがUFOから影響を受けた背景には、本作のようなアルバムで示されたギターと楽曲の強さがある。
日本のリスナーにとって本作は、メロディアスなハードロックの原点を知るうえで非常に重要な一枚である。Thin Lizzy、Wishbone Ash、Rainbow、Scorpions、MSG、Bad Company、Free、初期Judas Priest、初期Iron Maidenなどに関心がある場合、UFOの『Force It』は必ず聴く価値がある。特にギターのメロディとロックの力強さを同時に求めるリスナーには強く響くだろう。
『Force It』は、UFOが自分たちの音を力で押し出し、次の飛躍へ向かったアルバムである。荒々しく、メロディアスで、時に哀愁を帯び、時にストレートに疾走する。Michael Schenker期UFOの魅力が本格的に開花し始めた作品であり、1970年代ハードロックの重要作として位置づけられるべきアルバムである。
おすすめアルバム
1. Phenomenon by UFO
1974年発表の前作。Michael Schenker加入後初のアルバムであり、「Doctor Doctor」「Rock Bottom」を収録している。UFOがスペース・ロック的な初期路線から、メロディアスなハードロックへ移行する最初の重要作である。『Force It』の前提として必聴の一枚である。
2. Lights Out by UFO
1977年発表の代表作。UFOの黄金期サウンドがさらに洗練され、タイトル曲「Lights Out」や「Love to Love」などを収録している。Michael Schenkerのギター、Phil Moggの歌、バンド全体のドラマ性が高い水準で結びついた名盤であり、『Force It』の発展形として聴くべき作品である。
3. No Heavy Petting by UFO
1976年発表のアルバム。『Force It』の勢いを受け継ぎつつ、キーボードの導入も含めてバンドの音楽性をさらに広げた作品である。ハードロックの力強さとメロディアスな展開のバランスがよく、UFOの中期へ向かう流れを理解するうえで重要である。
4. Live Strangers in the Night by UFO
1979年発表のライヴ・アルバム。Michael Schenker期UFOのライヴ・バンドとしての凄みを記録した名盤であり、スタジオ曲がステージでどれほど大きく化けるかを知ることができる。『Force It』収録曲のエネルギーをライヴ文脈で理解するためにも欠かせない。
5. Lovedrive by Scorpions
1979年発表のアルバム。Michael Schenkerも一部参加しており、ドイツ的なメロディアス・ハードロックの完成度が高い作品である。UFOのSchenker期サウンドと、Scorpionsの欧州的な哀愁を比較することで、1970年代後半のメロディック・ハードロックの流れがより明確に見えてくる。

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