
発売日:2022年5月13日
ジャンル:エレクトロ・ポップ、EDM、ダンス・ポップ、シンセ・ポップ、ポップ
概要
The Chainsmokersの4作目となるスタジオ・アルバム『So Far So Good』は、彼らのキャリアにおける再出発を示す作品である。2010年代中盤、The Chainsmokersは「Roses」「Don’t Let Me Down」「Closer」「Something Just Like This」などのヒットによって、EDMとポップ・ソングを結びつける代表的な存在となった。彼らの音楽は、クラブ向けの大きなドロップと、日常的な恋愛や孤独を歌うポップなメロディを融合させ、フェスティバルとラジオ、ストリーミングとSNS時代のリスナーを同時に取り込んだ。
しかし、巨大な成功は同時に強い固定イメージも生んだ。The Chainsmokersはしばしば、EDMポップの量産的な成功例として語られ、感情の浅さや商業性を批判されることもあった。2017年の『Memories…Do Not Open』、2018年の『Sick Boy』、2019年の『World War Joy』を通じて、彼らはポップ・ユニットとしての存在感を強めた一方で、サウンド面では時代のEDM/ポップの流れに沿った作品も多かった。『So Far So Good』は、そうした流れから一度距離を取り、より内省的で、まとまりのあるアルバムとして制作された作品である。
タイトルの『So Far So Good』は、「今のところ順調」という意味を持つ。しかし、この言葉には軽い楽観だけでなく、不確かさも含まれている。今のところは大丈夫だが、この先は分からない。大成功を経験し、その後の停滞や批判も知ったThe Chainsmokersにとって、このタイトルは非常に象徴的である。本作には、過去の栄光を誇示するよりも、現在地を確認しながら、もう一度自分たちの音楽を組み立て直そうとする姿勢がある。
音楽的には、本作は従来のフェス向けEDMの大きな爆発よりも、シンセ・ポップ、エレクトロ・ポップ、インディー・ポップ的な質感を重視している。もちろんThe Chainsmokersらしいビルドアップやドロップは残っているが、それらは曲を派手に盛り上げるためだけではなく、感情の起伏を表すために使われている。全体の音像は、以前よりも少し柔らかく、メランコリックで、夜明け前の空気を感じさせる。
歌詞面では、恋愛の不安、自己嫌悪、成功後の孤独、感情の麻痺、相手との距離、過去への後悔、そしてそれでも前に進もうとする感覚が中心になる。The Chainsmokersの音楽は以前から、パーティーの明るさの裏にある寂しさを扱ってきたが、『So Far So Good』ではその寂しさがより前面に出ている。明るいクラブ・ミュージックというより、クラブから帰った後の静けさ、スマートフォンの画面を見つめる夜、誰かとつながっているようで実際には孤独な状態が描かれる。
本作では、Drew Taggartのヴォーカルが重要な役割を担っている。The Chainsmokersは当初、ゲスト・ヴォーカルを前面に出すプロデューサー・デュオとしての印象が強かったが、近年の作品ではDrew自身の歌がグループの感情的な中心になっている。彼の歌唱は技巧的に圧倒するタイプではないが、少し頼りなさを含む声質が、歌詞の自己不信や親密な不安とよく合っている。『So Far So Good』では、その弱さが作品の個性として機能している。
アルバム全体として、『So Far So Good』はThe Chainsmokersの最も内向きな作品の一つである。過去の大ヒットのような一撃必殺のフックを求めると、やや地味に感じられるかもしれない。しかし、アルバムとして通して聴くと、メランコリー、自己反省、電子音の透明感が統一されており、彼らが単なるEDMヒットメイカーから、より感情的なエレクトロ・ポップ・ユニットへ進もうとしていることが分かる。
全曲レビュー
1. Riptide
オープニング曲「Riptide」は、アルバムの方向性を示す重要な楽曲である。タイトルは「離岸流」を意味し、海岸から沖へ引き込まれる強い流れを指す。これは、感情や関係に飲み込まれていく感覚の比喩として機能している。
サウンドは、The Chainsmokersらしいシンセの透明感と、柔らかいビートが中心である。大きなフェスティバル向けの爆発というより、内側から徐々に高まるような構成になっている。Drew Taggartのヴォーカルは近く、親密で、曲全体に不安定な感情を与えている。
歌詞では、相手との関係や自分自身の感情に引き込まれていく様子が描かれる。離岸流は見た目には分かりにくいが、一度巻き込まれると簡単には戻れない。この曲における恋愛や欲望も同じである。自分では制御できると思っていても、実際には強い流れに流されている。
「Riptide」は、『So Far So Good』が単なる明るいEDMアルバムではなく、感情の不安定さを電子音で描く作品であることを最初に示している。
2. High
「High」は、本作のリード・シングルとして発表された楽曲であり、アルバムの中心的テーマを分かりやすく示している。タイトルは「高揚」「ハイな状態」を意味するが、この曲で描かれる高揚は健全な幸福ではない。関係の中で何度も同じ過ちを繰り返し、それでも相手に引き戻される中毒的な感覚である。
サウンドは、明るく弾むようなシンセと、ポップなメロディが特徴である。しかし歌詞の内容はかなり苦い。相手は謝罪し、変わると言いながら、結局また同じことを繰り返す。語り手はそれを理解しているが、それでも関係から抜け出せない。
この曲の強さは、ポップな軽さと感情の疲弊が同時にある点にある。メロディは非常に聴きやすいが、歌詞は自己破壊的な恋愛のループを描いている。The Chainsmokersが得意としてきた「踊れる寂しさ」が、ここではより洗練された形で表れている。
3. iPad
「iPad」は、現代的な孤独を非常に具体的な道具を通じて描く楽曲である。タイトルにあるiPadは、単なるデバイスではなく、記憶、写真、メッセージ、過去の関係が保存される場所として機能する。現代の恋愛は、終わった後も端末の中に残り続ける。この曲は、その痛みを扱っている。
サウンドは、柔らかいシンセとビートを中心にしたエレクトロ・ポップである。派手さよりも、冷たい画面の光のような質感がある。Drewの声は、過去の関係を見返してしまう人物の弱さをよく表している。
歌詞では、別れた相手との記憶がデジタル空間に残り、それを消すことも見返すことも苦しいという感覚が描かれる。写真やメッセージは、かつての親密さの証拠であると同時に、現在の孤独を強調するものでもある。The Chainsmokersはここで、2010年代以降の恋愛のリアリティを非常に現代的に表現している。
4. Maradona
「Maradona」は、タイトルにサッカー界の伝説的存在であるDiego Maradonaの名前を用いた楽曲である。ここでのMaradonaは、栄光、過剰、天才性、自己破壊、カリスマ性の象徴として機能している。The Chainsmokersがこの名前を使うことで、成功と破滅が隣り合わせにある感覚が浮かび上がる。
サウンドは、ややダークで、ビートに緊張感がある。アルバム全体の中でも、少し影の濃い曲であり、陶酔と不安が同時にある。The Chainsmokersのポップな側面だけでなく、よりドラマティックな電子音の使い方が見える。
歌詞では、自分を特別な存在として振る舞いたい感情と、その裏にある不安定さが描かれる。Maradonaの名は、単なるスポーツ・スターへの言及ではなく、偉大さと危うさの両方を含む象徴である。成功した後の自意識、過剰な期待、破滅的な魅力。本作の内省的なテーマと深く関わる曲である。
5. Solo Mission
「Solo Mission」は、タイトル通り、一人で任務に出るような感覚を持つ楽曲である。恋愛関係や共同体から離れ、自分一人で何かに向き合うことがテーマになっている。The Chainsmokersの音楽では、誰かとつながりたい感情が強い一方で、つながりきれない孤独も繰り返し描かれる。この曲はその孤独の側面を担っている。
サウンドは、比較的抑制されたビートとシンセが中心で、夜のドライブのような雰囲気がある。曲は大きく爆発するというより、一人で進み続ける感覚を保つ。Drewのヴォーカルも、孤立した人物の内面を静かに表現している。
歌詞では、相手と一緒にいることがうまくいかず、自分だけの道を進まざるを得ない状態が描かれる。これは自由であると同時に、寂しい。誰にも頼らず進むことは強さに見えるが、その裏には傷もある。「Solo Mission」は、本作の自己反省的なムードを支える楽曲である。
6. Something Different
「Something Different」は、変化への欲求をテーマにした楽曲である。タイトルは「何か違うもの」を意味し、同じ関係、同じ生活、同じ感情のループから抜け出したいという願いが込められている。The Chainsmokers自身にとっても、この曲は過去の成功パターンから少し距離を取る姿勢と重なる。
サウンドは、明るさと切なさが共存するエレクトロ・ポップである。ビートは軽快だが、メロディには不安がある。派手なドロップよりも、曲全体の浮遊感とメロディの流れが重視されている。
歌詞では、今のままでは満たされない感覚、別の何かを求める心が描かれる。しかし、その「違うもの」が具体的に何なのかは明確ではない。これは現代的な不満の形である。何かを変えたいが、何を変えればよいのか分からない。「Something Different」は、本作の中で漠然とした閉塞感をポップに表現している。
7. I Love U
「I Love U」は、タイトルの単純さに反して、非常に不安定な感情を含む楽曲である。「愛している」という言葉はポップ・ミュージックで最も基本的なフレーズだが、The Chainsmokersはそれを電子的な断片、反復、メランコリーの中に置く。
サウンドは、サンプル的な声の処理やシンセの反復が印象的で、非常に現代的なエレクトロ・ポップとして機能する。感情は直接的に歌われるが、その周囲の音はどこか冷たく、人工的である。これにより、「I love you」という言葉が純粋な愛の宣言であると同時に、空虚に反復されるフレーズにも聞こえる。
歌詞では、愛を伝えたい衝動と、それがうまく届かない感覚が描かれる。言葉は簡単だが、関係は簡単ではない。愛していると言っても、それだけで問題が解決するわけではない。この曲は、最も単純な言葉の中にある複雑さを、The Chainsmokersらしい電子音で表現している。
8. If You’re Serious
「If You’re Serious」は、相手の本気度を問う楽曲である。タイトルは「もし君が本気なら」という意味で、恋愛における曖昧さ、相手の態度への疑念、自分自身の不安がテーマになっている。
サウンドは、メランコリックなシンセと柔らかなビートを中心にしている。曲は過度に盛り上がらず、会話のような親密さを持つ。Drewのヴォーカルは、相手に問いかけるように響き、曲全体に不確かさを与えている。
歌詞では、相手が本当に関係を続けたいのか、ただ一時的な感情で近づいているのかを確かめようとする姿が描かれる。恋愛において、本気かどうかを問うことは、相手を試すことであると同時に、自分が傷つく準備をすることでもある。この曲は、その繊細な不安を抑えたエレクトロ・ポップとして描いている。
9. Channel 1
「Channel 1」は、タイトルから放送、通信、周波数、メディア的な接続を連想させる楽曲である。The Chainsmokersの音楽には、デジタル時代のコミュニケーション不全がしばしば現れるが、この曲もその流れにある。人と人がつながっているようで、実際には別々のチャンネルにいるという感覚がある。
サウンドは、アルバム後半の中でもやや実験的で、シンセの質感や空間処理が印象的である。曲は大きなサビで押し切るより、電子音のムードを重視している。アルバム全体のまとまりを作る上で、重要な音響的役割を持つ。
歌詞では、接続、距離、伝達の失敗が暗示される。チャンネルを合わせれば相手に届くはずだが、現実の人間関係ではそう簡単ではない。周波数が少しずれるだけで、言葉はノイズになる。「Channel 1」は、本作の孤独とテクノロジーのテーマを静かに補強する曲である。
10. Testing
「Testing」は、試行、確認、実験、あるいはマイクチェックのような意味を持つタイトルである。アルバム終盤に置かれることで、関係や自己認識がまだ完成しておらず、試され続けていることを示しているように響く。
サウンドは、やや内省的で、電子音の余白が目立つ。曲全体は完成されたアンセムというより、感情や音を試しているような感覚がある。これはThe Chainsmokersが本作で行っている再調整の姿勢とも重なる。
歌詞では、自分や相手、関係の限界を試すような感覚が描かれる。人は本気で変わることができるのか。関係はまだ続けられるのか。自分の感情は本物なのか。そうした問いが、明確な答えを得ないまま漂う。「Testing」は、アルバムの不確かさを象徴する楽曲である。
11. In Too Deep
「In Too Deep」は、深く入り込みすぎた状態を意味するタイトルを持つ楽曲である。恋愛、依存、成功、自己破壊のどれにも当てはまる言葉であり、本作のテーマと非常に相性がよい。一度関係や状況に深く入り込みすぎると、簡単には戻れない。
サウンドは、メロディアスで、アルバム終盤の感情的な高まりを担っている。シンセの広がりとビートの推進力があり、The Chainsmokersらしいポップな陶酔感もある。しかし、その陶酔には不安が伴う。
歌詞では、自分がすでに深く入り込みすぎてしまったことへの気づきが描かれる。相手を求める気持ち、関係への依存、抜け出せない感情。自覚していても止められないところに、この曲の切なさがある。「In Too Deep」は、本作の恋愛の中毒性を最も分かりやすく表現した曲の一つである。
12. I Hope You Change Your Mind
「I Hope You Change Your Mind」は、相手が考えを変えてくれることを願う楽曲であり、アルバムの締めくくりにふさわしい未練と希望を持っている。タイトルは非常に直接的で、関係が終わりかけている中で、まだ完全には諦めきれない感情が表れている。
サウンドは、広がりのあるシンセとエモーショナルなメロディが中心である。アルバム全体の内省的なムードを保ちながら、最後に少し大きな感情の解放を見せる。The Chainsmokersらしいメランコリックなポップ・アンセムとして機能している。
歌詞では、相手の決断を受け入れきれず、もう一度考え直してほしいと願う姿が描かれる。ここには執着もあるが、同時に素直な脆さもある。自分では関係を変えられない。相手が心を変えてくれるのを待つしかない。この受動的な希望が、非常に切ない。
ラスト曲として聴くと、「I Hope You Change Your Mind」は『So Far So Good』全体の結論になっている。今のところ大丈夫かもしれない。しかし、すべてが解決したわけではない。まだ相手の返事を待っている。まだ自分も変わりきれていない。その未完の感情が、アルバムを静かに閉じる。
総評
『So Far So Good』は、The Chainsmokersの作品の中でも特に内省的で、アルバムとしての統一感を意識した作品である。過去の彼らは、巨大なシングル・ヒットによって評価されることが多く、アルバム全体のコンセプトよりも、個々の楽曲のフックやゲスト・ヴォーカルの存在感が目立つこともあった。しかし本作では、外部の派手な要素を抑え、Drew Taggartの声と、Andrew Taggart/Alex Pallによる電子音の質感を中心に、比較的まとまったムードを作っている。
本作の中心にあるのは、成功後の孤独である。The Chainsmokersはかつて、若さ、恋愛、パーティー、ノスタルジーをEDMポップの形で巨大化させた。しかし『So Far So Good』では、その高揚の後に残る疲労や不安が描かれる。関係はうまくいかず、過去の記憶はデバイスに残り、相手の本気度は分からず、自分は深く入り込みすぎている。それでも「今のところは大丈夫」と言い聞かせる。この微妙な自己防衛が、アルバム全体の感情を作っている。
音楽的には、従来のEDM的な爆発よりも、シンセ・ポップやエレクトロ・ポップの透明感が重視されている。ドロップはあるが、過剰なフェス向けの派手さは抑えられている。むしろ、夜の部屋、車の中、ヘッドホンで聴くような親密な音像が多い。これはThe Chainsmokersにとって重要な変化であり、彼らが単なるクラブ・アンセムの作り手から、よりメランコリックなポップ・アルバムを作る方向へ進んだことを示している。
Drew Taggartのヴォーカルも、本作の評価に大きく関わる。彼の声は完璧に強いシンガーの声ではないが、その少し不安定で素朴な質感が、歌詞の自己嫌悪や未練と合っている。The Chainsmokersの初期の大ヒットでは、HalseyやDayaのようなゲスト・ヴォーカルが曲の印象を決定づけることも多かった。しかし本作では、より内側から語る声としてDrewの歌が重要になっている。
歌詞面では、現代的な恋愛の不安が多く描かれる。「iPad」では、デジタル端末に残る記憶が別れの痛みを長引かせる。「High」では、有害な関係の反復が描かれる。「If You’re Serious」では、相手の本気度を問い、「I Hope You Change Your Mind」では、相手の決断が変わることを願う。これらは、SNSやメッセージ、記録された記憶が恋愛に深く関わる時代のポップ・ソングとして機能している。
一方で、本作には過去のThe Chainsmokersのような圧倒的なシングルの即効性は少ない。「Closer」のように一曲で時代を象徴するような強さはない。しかし、それは必ずしも欠点ではない。本作は、巨大なヒットを狙うというより、アルバム全体で一つのムードを作ることに重点が置かれている。派手さを減らした分、The Chainsmokersのメランコリックな側面がよく見える。
『So Far So Good』は、完全な変革作というより、再調整のアルバムである。自分たちの過去を否定するのではなく、EDMポップの成功体験を一度静かに見つめ直し、より個人的で内省的な形へ移し替えている。タイトルの「今のところ順調」は、勝利宣言ではない。むしろ、不安を抱えながらも前に進むための暫定的な言葉である。
日本のリスナーにとって本作は、The Chainsmokersを「Closer」や「Don’t Let Me Down」のような大ヒットで知っている場合、少し地味に感じられる可能性がある。しかし、夜に聴くエレクトロ・ポップ、失恋後のメランコリー、現代的な恋愛の不安に関心があるなら、本作の統一された空気は魅力的に響く。派手なフェス・アンセムではなく、感情の整理がつかない夜のためのポップ・アルバムである。
『So Far So Good』は、The Chainsmokersが自分たちの巨大な成功の後に、もう一度現在地を確認した作品である。高揚はまだある。しかし、その高揚の裏には疲れがある。愛はまだある。しかし、その愛は疑念や未練と結びついている。電子音は美しい。しかし、その中には孤独がある。本作は、その複雑な現在を、透明でメランコリックなエレクトロ・ポップとしてまとめたアルバムである。
おすすめアルバム
1. The Chainsmokers – Memories…Do Not Open(2017)
The Chainsmokers初のフル・アルバムであり、「Paris」「Something Just Like This」などを収録。EDMポップからよりポップ・アルバム的な構成へ向かった作品で、『So Far So Good』の前提となる彼らのメロディ志向を理解できる。
2. The Chainsmokers – Sick Boy(2018)
より暗く、社会的な不安や自己批判を扱った作品。The Chainsmokersが単なる明るいEDMデュオではなく、内省や不安をテーマにしようとした時期のアルバムであり、『So Far So Good』のメランコリックな側面と関連性が高い。
3. The Chainsmokers – World War Joy(2019)
多くのゲストを迎えたポップ色の強い作品。『So Far So Good』が外部要素を抑えて内向きにまとまっているのに対し、本作はよりコラボレーション型で開かれている。The Chainsmokersのアルバム制作の変化を比較しやすい。
4. Lauv – ~how i’m feeling~(2020)
現代的なエレクトロ・ポップで恋愛不安、自己認識、孤独を描いた作品。The Chainsmokersと同じく、デジタル時代の親密さと不安をポップなメロディで表現している点で関連性が高い。
5. Madeon – Good Faith(2019)
EDM以後のプロデューサーが、感情的でアルバム志向のエレクトロ・ポップへ進んだ作品。The Chainsmokersよりも幻想的でカラフルだが、電子音を大きなドロップだけでなく、感情と世界観の構築に使う点で比較しやすい。



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