アルバムレビュー:Between Dog and Wolf by New Model Army

※本記事は生成AIを活用して作成されています。

発売日:2013年9月23日

ジャンル:Alternative Rock / Post-Punk / Folk Rock / Gothic Rock

概要

Between Dog and Wolfは、イギリスのロック・バンドNew Model Armyが2013年に発表したスタジオ・アルバムである。1980年代初頭から活動を続ける彼らにとって、本作は単なるキャリア後期の一作ではなく、サウンドそのものを大きく再構築した転換点として位置づけられる。

New Model Armyは、1980年代のポストパンク以降の英国ロック・シーンから登場したバンドだが、一般的なポストパンクの枠だけでは説明しにくい独自性を持つ。パンクの政治意識、フォーク・ミュージックの物語性、ゴシック・ロックの陰影、ハードロック的な力強さを組み合わせながら、ジャスティン・サリヴァンの鋭い社会観察を中心に発展してきた。初期のVengeance、No Rest for the Wicked、The Ghost of Cain、そして1989年のThunder and Consolationなどでは、攻撃的なベース・ラインとドラム、フォーク的旋律、反権威的な歌詞を結合し、英国オルタナティヴ・ロックの中でも独自の位置を築いた。

しかしBetween Dog and Wolfでは、その長年の様式に明確な変化が起きている。

最大の特徴は「ドラム」である。

本作ではマイケル・ディーンのドラムが単なるバックビートではなく、楽曲の中心的な楽器として扱われる。複数の打楽器を重ねたような重厚なリズム、フロアタムを中心とする低い響き、反復的で儀式的なビートがアルバム全体を支配する。それまでのNew Model Armyにも強いリズム感覚は存在していたが、本作ではギター・ロックというより「巨大な打楽器アンサンブルの上にギターと声が乗っている」ように聞こえる場面さえある。

プロデュースにはジョー・バレシが関わっており、サウンドは非常に立体的である。バレシはTool、Queens of the Stone Age、Melvinsなどとの仕事でも知られ、重量感のあるロック・サウンドを構築する技術に長けたプロデューサーである。本作でも、単純に音圧を上げるのではなく、ドラムの空間的な響き、ギターの層、ヴォーカルの距離感を細かく配置することで、New Model Armyの音楽に新しい奥行きを与えている。

アルバム・タイトルの「Between Dog and Wolf」は、フランス語の表現「entre chien et loup」を連想させる言葉である。これは夕暮れ、つまり犬と狼の区別がつかなくなるほど暗くなった時間帯を意味する表現であり、比喩的には「安全なものと危険なもの」「文明と野生」「既知と未知」の境界を示す。

この曖昧な境界感覚はアルバム全体のテーマとも一致する。

ここで描かれる世界は、明確な敵と味方に分かれていない。政治、戦争、革命、記憶、時間、都市、自然、老い、人間関係といったテーマが交差し、個人が巨大な歴史や社会の動きの中でどのように生きるのかが問われる。

1980年代のNew Model Armyが社会への怒りを直接的に提示することが多かったのに対し、本作のサリヴァンはより観察者的である。世界を単純に告発するのではなく、「なぜ人間は同じことを繰り返すのか」「時間の中で信念はどう変化するのか」という問いへ向かっている。

その意味でBetween Dog and Wolfは、ベテラン・バンドが過去のスタイルを再演するのではなく、年齢と経験そのものを音楽へ取り込んだ作品である。

全曲レビュー

1. Horsemen

アルバム冒頭から、本作の最大の特徴である重厚なドラムが強烈に提示される。

「Horsemen=騎手たち」という言葉は、黙示録の四騎士を思わせると同時に、戦争や征服、歴史的暴力を連想させる。New Model Armyは以前から戦争を単なる政治事件としてではなく、人間社会が繰り返す構造として描いてきたが、この曲でもその視点が継続している。

演奏の中心となるのは、ギターではなく低く響くパーカッションだ。ドラムが一定のテンポで地面を踏みしめるように進み、その上へギター、ベース、サリヴァンの声が重なっていく。

通常のロックであればギター・リフが担うはずの推進力を、ここではドラムが担う。これによって「Horsemen」というタイトルにふさわしい、集団が遠くから接近してくるような感覚が生まれている。

アルバム全体の音響的宣言として機能するオープニングである。

2. March in September

本作を代表する楽曲のひとつ。

タイトルにある「March」は「行進」と「3月」の両方を連想させるが、「September」と組み合わせることで時間に関する奇妙なずれが生じる。このような言葉の使い方は、サリヴァンが好む歴史感覚とも結びついている。

歌詞では、社会的な運動や集団行動、過ぎ去った季節、記憶といったものが重なっていく。New Model Armyにとって「行進」は必ずしも軍事的なものではない。デモ、民衆運動、群衆、歴史の流れなど、人々が同じ方向へ動くことそのものを象徴する場合が多い。

音楽的には巨大なドラムと反復するギターが特徴で、歌詞の持つ集団性をサウンドそのものが表現している。

初期New Model Armyの政治的緊張感を残しながら、より成熟した視点へ変換した一曲である。

3. Seven Times

反復をテーマとしたようなタイトルを持つ楽曲。

「Seven」という数字は宗教や神話において完成や周期性を象徴することが多く、本曲でも単純な数量以上の意味を感じさせる。

歌詞の中心にあるのは、人生において同じ行動や感情が何度も繰り返されるという感覚である。人は過去から学ぶ一方、同じ失敗を別の形で繰り返す。

その循環的なテーマは、音楽にも反映されている。

ドラムとベースは大きく展開するより、反復するパターンを積み上げる。そこへギターやヴォーカルが少しずつ変化を加えていくことで、同じ場所を回りながら景色が変わっていくような構造を作っている。

4. Did You Make It Safe?

タイトル自体が問いかけになっている楽曲。

「安全にできたのか?」という言葉は、個人的な関係にも、社会や国家にも適用できる。New Model Armyは「安全」という概念を無条件に肯定的なものとして扱わない。安全を求めるために自由を失ったり、危険を排除しようとすることで新しい暴力を生んだりする社会の矛盾を長年描いてきたからである。

本曲でも、「安全」という状態が本当に存在するのかという疑問が浮かび上がる。

演奏は抑制されているが、低音には強い緊張感がある。サリヴァンのヴォーカルも怒鳴るのではなく、問いを相手へ突きつけるような距離感で歌われる。

1980年代の直接的な政治的プロテストとは異なり、答えを提示するより疑問を残す姿勢が、本作期のNew Model Armyを象徴している。

5. I Need More Time

タイトル通り、「もっと時間が必要だ」という切実な感情を中心にした楽曲。

ここで扱われる時間は、単なるスケジュール上の問題ではない。人生そのものの有限性に関係している。

長いキャリアを積んだサリヴァンが歌うことで、この言葉には若者の焦りとは異なる意味が生まれる。やりたいこと、理解したいこと、修復したい関係、見届けたい未来が存在するにもかかわらず、人間に与えられた時間は限られている。

本作には社会や歴史を扱う曲が多いが、この曲では視点が個人的な領域へ移る。

そのためアルバム全体のスケールを調整する重要な役割を持っている。

音楽的にも、力強いリズムの奥に哀愁のあるメロディが配置され、New Model Armyが単なる政治的ロック・バンドではなく、時間や喪失を扱う優れたフォーク・ソングライティングの伝統を持つことを示している。

6. Pull the Sun

アルバムの中でも特に象徴的なタイトルを持つ一曲。

「太陽を引き寄せる」という不可能な行為は、希望、救済、あるいは世界そのものを自分の側へ動かそうとする意志を連想させる。

New Model Armyの音楽では、自然現象がしばしば人間社会の比喩として用いられる。風、雨、嵐、海、空といった巨大な自然の力に対し、人間の行動は極めて小さい。しかし、それでも人間は何かを変えようとする。

本曲にもその対比がある。

音楽は徐々に厚みを増していき、ドラムの反復が儀式的な高揚感を形成する。ギターは単純なコード伴奏ではなく、音の壁や色彩として配置される。

本作が従来のギター中心のNew Model Armyから離れたことを象徴する曲でもある。

7. Lean Back and Fall

タイトルは「後ろへ身を預けて倒れる」といった意味を持つ。

そこには、何かを信頼して身を任せることと、単純に転落することの両方が含まれている。

この二重性はアルバム・タイトルの「犬と狼の間」という曖昧さにも通じる。信頼と危険、安全と無防備は、状況によって簡単に入れ替わる。

歌詞でも人間関係や人生における「委ねること」の危うさが感じられる。

音楽的には重心の低いリズムが中心で、浮遊感のあるギターとの対比が特徴となる。

タイトルが示す「落下」のイメージを、リズムの重量感によって身体的に表現した作品である。

8. Knievel

タイトルは、アメリカの伝説的スタントマン、イーヴル・クニーヴルを想起させる。

クニーヴルはオートバイによる危険なジャンプで知られ、「危険を承知で飛ぶ人物」という文化的象徴になった。

このイメージはNew Model Armyの世界観と相性がよい。

社会が安全や安定を求める一方、人間には危険へ向かう衝動も存在する。そこには無謀さ、勇気、自己破壊、名声への欲望といった複数の感情が混在している。

曲は人物伝そのものというより、「危険を飛び越える人物」というイメージを利用した象徴的な作品として機能する。

リズムの緊張感とギターの推進力が強く、アルバム中盤に鋭いアクセントを与えている。

9. Stormclouds

「嵐雲」というタイトル通り、アルバムの中でも特に暗い空気を持つ楽曲。

嵐はNew Model Armyが繰り返し扱ってきたモチーフのひとつであり、社会的不安、政治的危機、個人的な混乱など複数の意味を持つ。

重要なのは、嵐そのものより「嵐が来る前」の感覚である。

まだ破局は起きていない。しかし空気が変わり、遠くの雲から何かが近づいてくる。その予兆を描くことで、曲全体に持続的な緊張感が生まれている。

サウンド面では本作の重厚なパーカッションが特に効果的で、雷鳴を思わせる低音が空間を埋める。

ポストパンク的な不安感と、フォーク的な自然描写が結びついたNew Model Armyらしい一曲である。

10. Between Dog and Wolf

アルバムのタイトル曲。

「犬と狼の間」という言葉は、飼い慣らされた存在と野生の存在、その境界を象徴する。

犬と狼は生物学的には非常に近い。しかし人間社会にとって両者の意味は大きく異なる。犬は家、共同体、安全、忠誠を象徴し、狼は荒野、危険、自由、野性を象徴する。

本曲では、その二つを完全に分けることができない瞬間が描かれている。

これは人間そのものについての比喩としても機能する。

文明社会に暮らし、規則や制度に従いながら、人間の内部には暴力、欲望、恐怖、本能が存在する。社会もまた秩序と混乱のあいだで揺れている。

音楽的にはアルバム全体の要素が凝縮されており、巨大なドラム、反復する低音、広い空間を感じさせるギター、サリヴァンの抑制された歌唱が組み合わされる。

従来のNew Model Armyの代表曲にあった疾走感とは異なり、ここでは重量と空間が中心となっている。

本作の思想的・音響的核心と言える楽曲である。

11. Qasr El Nil Bridge

タイトルはエジプトのカイロにあるカスル・エル・ニル橋を指す。

この橋はカイロ中心部とナイル川周辺を結ぶ場所であり、2011年前後のエジプト革命やタハリール広場をめぐる出来事の文脈でも重要な場所となった。

New Model Armyは昔から国際政治や民衆運動を題材としてきた。しかしサリヴァンの作詞は、単純に「革命=正義」とするものではない。

革命の瞬間には希望や連帯が存在する一方、その後には権力闘争、混乱、失望、反動が生まれる可能性もある。

この曲には、歴史的な出来事を遠くから理念として眺めるのではなく、その場所に立つ人間の視点へ近づこうとする姿勢がある。

巨大な政治運動を扱いながら、歌詞の焦点は具体的な場所と人間の記憶へ絞られている。

これはNew Model Armyの政治的ソングライティングが成熟した形と言える。

12. Tomorrow Came

「明日が来た」という、一見単純ながら興味深いタイトルを持つ。

通常、「明日」は未来を意味する。しかし「Tomorrow Came」と過去形にすることで、待ち望んでいた未来がすでに到来してしまったという感覚が生まれる。

革命、理想、人生の目標など、人間はしばしば「明日」を希望として語る。しかし本当にその明日が来たとき、それが想像していたものと同じとは限らない。

このテーマは、本作全体に流れる時間意識と強く結びついている。

若い頃に期待した未来へ実際に到達したとき、そこからさらに別の未来を見ることになる。

長い活動歴を持つNew Model Armyだからこそ説得力を持つ題材である。

演奏も過剰に劇的ではなく、時間が静かに流れていくような感覚を重視している。

13. Summer Moors

アルバム終盤を締めくくるにふさわしい、自然の風景を強く感じさせる楽曲。

「Moors」はイングランド北部などに広がる荒野を意味する。New Model Armyの出身地であるブラッドフォード周辺、ヨークシャーの風景とも自然に結びつく言葉である。

サリヴァンの歌詞では、都市や政治だけでなく、荒野、丘、海、空といった自然が重要な役割を果たす。

自然は人間社会よりはるかに長い時間の中に存在している。

政治体制が変わり、戦争が起こり、人間関係が終わっても、荒野はそこに残る。その視点を持つことで、本作で繰り返されてきた時間、歴史、社会のテーマがより大きなスケールへ拡張される。

「Between Dog and Wolf」という夕暮れのイメージから始まるアルバム世界が、最後に広大な夏の荒野へ向かうことで、人間社会の不安から少し距離を取るような余韻を残している。

総評

Between Dog and Wolfは、New Model Armyの長いキャリアにおいて、最も重要な再発明のひとつを記録したアルバムである。

1980年代以来、彼らの音楽には明確な特徴があった。

力強いベース、疾走するドラム、フォーク的旋律、鋭いギター、政治的な歌詞。

それらはThunder and ConsolationやImpurityの時代までに完成度の高いスタイルへ発展した。しかし、30年以上活動するバンドにとって、その完成された様式は同時に危険でもある。同じ音を再現し続ければ、過去の自己模倣になりかねないからだ。

Between Dog and Wolfは、その問題に対して「曲の中心を変える」という方法で答えた。

本作ではギターよりドラムが主役になる。

しかも一般的なロックのドラムのようにビートを刻むだけではない。低いタム、反復的なリズム、巨大な残響を利用し、ドラムそのものが景色を作り出している。

そのためアルバムには、ロック・バンドというより原始的な儀式を聞いているような瞬間がある。

この音響設計は、歌詞のテーマとも一致している。

タイトル曲「Between Dog and Wolf」が示すのは、文明と野生の境界である。

New Model Armyは政治的なバンドとして知られてきたが、本作では政治そのものよりさらに深い場所へ視点が向かう。なぜ人間は集団を作るのか。なぜ争うのか。なぜ革命を起こし、再び新しい権力を作るのか。なぜ安全を求めながら危険へ惹かれるのか。

「Horsemen」「March in September」「Qasr El Nil Bridge」などでは、歴史や集団運動が描かれる。

一方、「I Need More Time」「Tomorrow Came」では、個人の人生における時間がテーマとなる。

この二つの時間軸が重要である。

歴史という巨大な時間と、一人の人間に与えられた数十年という短い時間。

サリヴァンはその両方を往復する。

若い時代のNew Model Armyにとって世界は「変えるべき対象」だった。ところが本作では、「変えようとする人間自身も時間の中で変化する」という認識が加わっている。

だからといって政治的な緊張感が失われたわけではない。

むしろ、単純なスローガンから離れたことで、社会を描く視点は深くなっている。

特に「Qasr El Nil Bridge」はその象徴である。革命の理念だけを見るのではなく、具体的な都市、橋、人間、記憶というレベルから歴史を描こうとする。この方法は、フォーク・ミュージックが長く行ってきた「大きな歴史を小さな物語から語る」という伝統とも重なる。

New Model Armyはパンク以降のバンドであると同時に、英国フォークの物語文化を継承する存在でもある。

その点で、本作の革新性は電子音や新しいジャンルを導入したことではない。

彼ら自身のルーツを別の角度から組み直したことにある。

また、2010年代のロック・シーンという文脈で見ても興味深い。

多くの1980年代出身バンドが過去の代表作を再現するツアーやノスタルジックな作品へ向かう中、New Model ArmyはBetween Dog and Wolfで明確に新しい録音方法を選択した。

しかも、その変化は流行に合わせたものではない。

EDMやインディー・ポップの要素を採用するのではなく、ドラムと空間を拡張することで、自分たちの音楽そのものを深く掘り下げた。

そのため本作は、古くからのファンにはNew Model Armyの新しい側面を示し、後年からバンドを聴くリスナーには、彼らが単なる1980年代ポストパンクの生き残りではないことを証明する作品となっている。

Between Dog and Wolfは、怒りのアルバムというより「境界のアルバム」である。

犬と狼。

文明と野生。

安全と危険。

過去と未来。

革命とその後。

若さと老い。

個人と歴史。

そのどちらか一方を選ぶのではなく、人間は常にその間を生きているという認識が、本作を貫いている。

重厚なパーカッションを中心とする独特のサウンドと、ジャスティン・サリヴァンの成熟したソングライティングによって、New Model Armyは自らの過去を否定することなく、新しい時代の音を作り上げた。

キャリア30年以上の地点で発表された作品でありながら、回顧ではなく変化を選んだことこそ、Between Dog and WolfがNew Model Armyのディスコグラフィーにおいて特別な位置を占める最大の理由である。

おすすめアルバム

1. New Model Army – Thunder and Consolation(1989)

New Model Armyの代表作のひとつ。ポストパンクの力強さと英国フォークの旋律を融合し、「Vagabonds」「Green and Grey」などを収録する。Between Dog and Wolfに至るまで彼らが築いてきた基本的な音楽語法を理解するうえで最重要作のひとつである。

2. New Model Army – The Ghost of Cain(1986)

政治的緊張感、強力なベース・ライン、社会を観察するサリヴァンの歌詞が鮮明に現れた初期の代表作。「51st State」などを通して、1980年代の彼らが持っていた直接的な批評性と、Between Dog and Wolf期の成熟した視点を比較できる。

3. Killing Joke – Night Time(1985)

重厚なリズム、ポストパンク的な不穏さ、政治・社会への警戒心という点でNew Model Armyと共通点を持つ作品。特にリズム・セクションを音楽の中心に置く考え方は、Between Dog and Wolfの巨大なドラム・サウンドと比較すると興味深い。

4. The Waterboys – Fisherman’s Blues(1988)

ロックと英国・アイルランドのフォーク伝統を結びつけた重要作。New Model Armyとはサウンドの方向性が異なるが、現代的なロック・バンドが伝統音楽の物語性や自然描写をどのように取り込むかという点で深い関連性がある。

5. Nick Cave and the Bad Seeds – Push the Sky Away(2013)

Between Dog and Wolfと同じ2013年に発表された、長期活動バンドによる再構築という観点で関連性の高い作品。派手なギター・ロックから距離を取り、反復、空間、低音、抑制された演奏によって緊張感を作る。同世代のアーティストが成熟期にどのようにロックの音響を刷新したかを比較できる一枚である。

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