発売日: 2020年11月6日
ジャンル: ダンスポップ / ディスコ / シンセポップ
『Disco』は、カイリー・ミノーグの15枚目のスタジオアルバムであり、ディスコの華やかさとエネルギーを現代風にアレンジした意欲作である。パンデミック下で制作された本作は、多くの人々が困難な時期を過ごす中、音楽を通じて楽しさとエスケープを提供しようというカイリーの意図が込められている。
アルバム全体がクラブフロアを意識した構成となっており、煌びやかなシンセサウンドとキャッチーなメロディが特徴的。先行シングル「Say Something」や「Magic」を含むこのアルバムは、批評家からも高評価を受け、カイリーがディスコのクイーンとしての地位を再確認させた作品だ。また、本作でカイリーはイギリスのアルバムチャートで5つの異なる年代で1位を獲得した初の女性アーティストとなり、その不動の人気を証明した。
トラック解説
1. Magic
アルバムのオープニングを飾るシングルで、希望とポジティブなエネルギーに満ちた楽曲。ディスコのリズムとカイリーの滑らかなボーカルが絶妙にマッチしている。
2. Miss a Thing
流れるようなメロディと洗練されたシンセサウンドが特徴のトラック。夢見心地な雰囲気が、アルバム全体の華やかさを引き立てている。
3. Real Groove
グルーヴ感あふれるトラックで、ダンスフロア向けの楽曲。シンプルなリズムと中毒性のあるメロディが耳に残る。
4. Monday Blues
アップビートで軽快なナンバー。月曜日の憂鬱さを吹き飛ばすようなエネルギーが感じられ、キャッチーなコーラスが楽しい。
5. Supernova
アルバムの中でも特にエネルギッシュな楽曲。煌びやかなサウンドとハイトーンのボーカルが、まさに星の爆発のようなパワーを表現している。
6. Say Something
アルバムの先行シングルで、壮大かつドリーミーなディスコトラック。歌詞には愛とつながりのテーマが込められており、カイリーの成熟した一面を感じさせる。
7. Last Chance
明るくノスタルジックなナンバーで、70年代ディスコを彷彿とさせるサウンドが特徴的。軽快なリズムが踊りたくなる気分を誘う。
8. I Love It
ストリングスとビートが主導するディスコクラシックスタイルの楽曲。感情豊かなボーカルが曲を引き立てている。
9. Where Does the DJ Go?
クラブ文化へのオマージュを込めた楽曲。パーティーの終わりを惜しむ気持ちを歌い、ディスコボールの下で過ごした楽しい瞬間を思い出させる。
10. Dance Floor Darling
現代的なエッジとレトロな雰囲気を融合させたナンバー。曲の後半でテンポが上がる展開が楽しいサプライズとなっている。
11. Unstoppable
エネルギッシュで楽観的なトラック。力強いビートとカイリーのポジティブな歌詞が、アルバムのテーマを体現している。
12. Celebrate You
アルバムを締めくくる感動的な楽曲。ポジティブなメッセージと美しいメロディが心に残り、アルバム全体を見事にまとめている。
アルバム総評
『Disco』は、カイリー・ミノーグがディスコのエッセンスを現代に甦らせた作品であり、華やかさとノスタルジー、そしてエスケープの魅力が詰まった一枚である。シングル「Say Something」や「Magic」は、彼女のディスコクイーンとしての輝きを再確認させる楽曲であり、アルバム全体を通じてリスナーをダンスフロアへと誘うエネルギーに満ちている。パンデミック下の厳しい時期にリリースされたこともあり、音楽を通じて楽しさと希望を提供するカイリーの姿勢が多くの人々に支持された。
このアルバムが好きな人におすすめの5枚
Aphrodite by Kylie Minogue
カイリーのポップでエネルギッシュなスタイルが楽しめるアルバムで、『Disco』のファンにおすすめ。
Confessions on a Dance Floor by Madonna
ディスコとエレクトロの融合が特徴のアルバムで、カイリーのディスコスタイルと共通点が多い。
Future Nostalgia by Dua Lipa
現代的なディスコサウンドとポップの融合が楽しめる作品で、『Disco』と似たエネルギーを持つ。
Light Years by Kylie Minogue
カイリーのディスコサウンドの原点ともいえるアルバムで、『Disco』への流れを感じさせる一枚。
Random Access Memories by Daft Punk
ディスコとエレクトロニカを融合させた名作で、カイリーのファンに新たなディスコ体験を提供するアルバム。
コメント